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スプリングバンク 1991 16年キングスバリーケルティック

キングスバリーのケルティック・シリーズより。
ちょっと前に(結構前かも)飲んだスプリングバンクです。
このラベル、個人的にはカッコいいな~と思うんですが、いかがでしょうか?

バンクって好きなんですけど、かなり個体差が大きいような気がします。
強く樽の影響を受けすぎたものだったり(フィニッシュ系は除く)、
逆に圧倒的に素晴らしい麦の風味があったり・・・。
で、実はオフィシャルが一番バランス良くて、結局オフィシャルばかり飲んでたり(笑)

このケルティック・シリーズのスプリングバンク。
リリースされたのは、もう3年くらい前なのですが、今でも普通に売ってますよね。
塩辛さが強く、かなり刺激的なバンクですが、最近のモノよりはイケると思うんですけど
・・・人気無いのでしょうか??

スプリングバンク
1991 16年
キングスバリー ケルティック

蒸留年:1991年
瓶詰年:2007年
バーボン・カスク Cask No.7129 149/248 59.1%

【色】
オレンジがかったイエローゴールド。

【香り】
スパイシーでドライ、華やかな広がりのある香りです。
みかん系のシトラス香と、トルエンのような溶剤っぽさがオイリー感を伴って。
酸性で明るい香りですが、最初は溶剤っぽさが強く意識されます。
僅かに生キャラメル、乾燥した草。
徐々にオレンジ、シナモン、オートミール風な穀物香。

【味わい】
ややオイリーで粘りのある口当たり。
広がりは控えめですがカツンとした固さ、何よりも塩気がピリ辛。
イガイガの穀物感、シナモン、舌先にヒリヒリと刺激。
プラムっぽさが強めで、バニラ、奥にモルティー。
ナッティーでアーモンドの渋み。

【フィニッシュ】
ドライ、スパイス、シトラス。刺激強めで長い余韻。
シトラス系の苦味が残ります。

え~っと、これにタイトルをつけるなら・・・

「塩気辛口春銀行」→(「とりあえずブローラで」風w)

香りや、口中での広がりは思った以上に控えめな印象でしたが、
刺激が強く、塩辛さが強く感じられました。
もう少しキャラメル感があっても美味しかったかな~と。

加水すると、ややバランスが崩れてしまう気がします。
(シトラスと酸味、塩気だけが残ってしまい、やや平坦な雰囲気)
面白いのは、キリッとシャープではなく、ガリッと辛口だったこと。
そればかりに気を取られてしまいがちになってしまいますが・・・。

ハイボールにしても美味いかもしれませんね♪

#スプリングバンク #キャンベルタウン

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