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ポートエレン 1978 30年 Old&Rare

沖縄滞在初日に伺ったBar「Jr's BAR TENDER」様にて飲んだモルト。

その日は、かなり飲んでいて、最後に伺ったこともあって、拝見させて頂くのみでしたが、当然テンションが上がったのは言うまでもありません。
もちろん、翌日すぐに伺いました。

ダグラスレインのOld&Rare。
ここで何か知識的なことを申し上げる必要は・・・ないですね。

ポートエレン
1978 30年
ダグラスレイン
Old&Rare

蒸留年:1978年9月
瓶詰年:2008年11月
54.2% 

コレだけ箱に入ったまま飾られていました。
やっぱり、それなりの値段でしたが、正直そんなこと関係なかったです。
旅の開放感?それは多分違います。
見ちゃったからには飲まなきゃ!
・・・ですよね♪

【色】
鮮やかな小麦色。ライト・ゴールド。

【香り】
フレッシュでライトなスモーキーさが紙を燃やしたような印象を感じさせ、
砂浜で潮風を嗅いでいるようなクリーンで清々しい香り。
砂糖をまぶしたクッキーのようなパリっとした軽やかさ。
レモン・シャーベットのようにも感じましたが、徐々に温かい蜂蜜レモンのようなニュアンスへと変化していきます。
やはりフレッシュなピート香がソフトで心地よいです。

【味わい】
口当たりは、滑らかでクリーミー。
オイリーさはノンシュガーのヨーグルト的な滑らかさと酸味。
項中で淡く軽いフローラル、花屋の前を横切るようなイメージで。
レモングラス、ミントのような植物的な風味を感じつつ、
蜂蜜、適度なシロップ感。
淡い岩礁とピーティーさが、(反動で?)甘味を誘います。
熱い木炭に水をかけたような湿った灰の風味。

【フィニッシュ】
再び紙を燃やした灰のような香りが鼻に抜けていきます。
喉に僅かなコショウ、口中に残るレモネードの爽やかさ。

その日のNo.1は、このポートエレンでした♪

刺激的な味わいが好みの方には、もしかしたら弱々しく感じられるのかな~?
なんて思ったりしたのですが、僕には満足できる1杯でした。
全てにおいてフレッシュで優しい温もりを感じる点は、絵画でいうなら油絵じゃなくて水彩画、といったトコロでしょうか。

・・・実は、沖縄飲み歩き一連の記事では触れなかったのですが、
後日再訪して、もう1回飲んでます♪
だって、ねぇ?・・・美味いですし

#ポートエレン #アイラ

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