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コールバーン 1981 25年 GM コニッサーズ・チョイス

もう全く再開の見込みの無い蒸留所、コールバーン。
それだけに、年々、品薄になっていくスピードも速くなりそうですよね。
今以上に希少価値が出てきて、僕のような庶民、薄給リーマンには手の届かない存在になりそう。いや、たぶんなりますね・・・

コールバーン
1981 25年
ゴードン&マクファイル
コニッサーズ・チョイス

蒸留年:1981年3月
瓶詰年:2006年9月
シェリー・ホッグスヘッド

さて、今回は以前の記事で紹介した「チール・ナン・ノク」の比較で飲んだもの。
インパクト、という点では「チール・ナン・ノク」に軍配が挙がりますが、独特な個性の中にスペイサイドらしい華やかさを感じさせるのは、こっちのコニッサーズ・チョイスのような気がします。

【色】
淡いレモン・ゴールドが薄曇った感じの色合い。

【香り】
爽やかなシトラス系の香り、レモン、グレープフルーツ、ライム。
同時に土埃のような独特な香り、石灰のように粉っぽいです。
これがコールバーンのピート香でしょうか。加水され香りが華やかになった分、際立って感じられます。僅かに輪ゴムっぽいですね。
さらに植物系の青臭さがフレッシュさを感じさせます。

【味わい】
クリーンで、サラッとした滑らかな口当たりと僅かな塩っぽさ。
軽やかにナッティーで、奥にキャラメル。
若葉のように若々しく感じられるのは加水だからでしょうか。
グレープフルーツのようなフレッシュな苦み。
シロップ感もありますが、薄く感じられる程度。

【フィニッシュ】
薄いオレンジとレモン。スッキリとしていますが奥にスパイシーさを感じます。
そのせいか、フィニッシュは辛口の印象も。

レアモルトのコールバーンを、さらに、さらに加水したような感じでしょうか。
・・・って、どんな感じだ(笑)

爽やかで華やか、だからこそ独特な香りが際立つ1杯でした。
そんなに刺激が強い印象ではなかったので、気軽に飲んでみると、「おっ!変った味♪」と楽しめると思いますよ♪

個人的には、こういうモルトも(が)好きです。
凄く高価で、そりゃ美味いんだろうけど、変に気張って緊張しながら飲むのも、贅沢感と満足感に包まれて幸せなんですけど、僕は断然コッチ派。
気軽に愉しめること、新しい面白さを知ってしまうこと、それでテンション・アップ♪
とか言っておいて、飲んだことないモノが目の前に登場したら、値段やら何やら細かいことは全部吹っ飛んでしまいますケド(笑)

年々探すのが難しくなってくる閉鎖系ですから、もっと色んなコールバーンに早く出会いたいものです!!

【追記っぽいもの】
久しぶりの更新になってしまいました、スイマセン。。。
Photoshop CS4 Extendedを、ついに入手しまして、それで遊んでました。
微妙な機能拡張で、若干重くなってしまいましたが、めちゃ楽しいです♪

#コールバーン #スペイサイド

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