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JM OLD MASTERS “Irish” 1992

先日JMを紹介したから、調子に乗ってもう1本。
(連想ゲームか?)

今回は、同じカスク・ストレングス・セレクションより
「"Irish" 1992」です。

ラベルには"Peated Single Malt"とありますね~。

JM OLD MASTERS
Cask Strength Selection
"Irish" 11yo






蒸留年:1992年
瓶詰年:2003年
Cask No.3453

アルコール度数60%…やれるのか??という若干の不安。
マスターに聞くと、中身はクーリー蒸留所のモノだとのこと。

ん?クーリー蒸留所のモノ…?
"Peated Single Malt"ということは…

カネマラ?

ですよね。普通に考えると。
ならば期待度高し!個人的にカネマラは好きなんです。


【色】
薄い紅茶色。鮮やかさとクリアな色合いを感じます。

【香り】
若干のスモーキーさを感じつつ、バニラのような甘い香りがあります。
そしてライチのような独特な甘い香り。
一瞬、南国系を思わせる香りを感じつつ、すぐに麦芽の風味へ変化。
…というか麦芽に気付きます。
非常にジューシーな香りですね。
アイラを思わせる風味。

【味わい】
ピリッとした刺激と、多少のエグみ、クリーミーな舌触り。
滑らかで、やや粘性が強いのかも知れません。
アルコール度数の割には、それほど強い刺激を感じさせず、
むしろホワイトチョコ、バニラ、麦汁感のある甘さが際立ちます。
ですが、飲み口の滑らかさの割に、奥の方で固さも。
ゴリッと太い喉ごしで、慣れるまで多少飲みにくい印象。

加水すると、シトラス感たっぷりのフレッシュな甘さが出ます。
焦げた紙とグレープフルーツのような苦みも。

【フィニッシュ】
キリッとした端正でハッキリした固さとスモーキーさのある余韻。
舌にバニラ、ガムシロップのような甘さが残りますね。
ほんのりとバナナの風味も感じられるでしょうか。

表面を覆う南国感。
奥に主張する、固めの存在感。
飲む前の印象と、飲んだ後の印象がハッキリと変わる1杯でした。
辛口で厚みのあるカマネラ…ということなのかも。

ピーティーさはあるものの、程よく心地よい程度でしたので、
軽やかな香りと、しっかりした味わいが好みの方は好きかもしれません。
アイリッシュにライトな印象をお持ちの方も、ぜひ試していただきたいですね!
イメージ変わるかも…!?

書いてて、なんだかカネマラ飲みたくなってきました。
今度、飲んできたいと思います♪

#アイルランド #その他の地域

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