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イチローズモルトってば…


先週末の事、イチローズモルトのカードシリーズがリリースされていた。
いつ発売になるのか分からないんじゃ、試験当日でもアンテナを外せないって!

今回は「4 of♣」「7 of ♥」「J of ♦」「Q of ♠」の4本。

「二極化」のキーワードで辿るならば、注目されるのは
ラムカスクフィニッシュの「4 of♣」とコニャックカスクフィニッシュの「Q of ♠」
なのではないかと推測する。
でも「7 of ♥」の甘い香りと「複雑」というオフィシャルコメントも気になっている。

しかし相変わらず、ボトリングされた半数は海外へ輸出されたので、
国内の流通本数は限られてしまっている。

いつの間にか発売されて、いつの間にか完売してしまう。
何てヤツらなんだ…。

イチローズモルトのちょっと気に入らない点は、そのセールススタイルで、
「小売希望価格」がいつも不明な事だ。

とりあえずネットで最初に売り出しの広告が出た酒屋さんのHPを見ても、
その価格が安いのか高いのか、全くもって分からない。

で、他の取り扱い店の広告表示を待っていると…、
あれれ?抱き合わせ販売だけか?
1本ずつは販売しないつもりらしい!(怒)

結局、広告される前に、前回「3 fo ♠」を購入したお店にメールして、
「4 of♣」が入荷したら教えてね♪ってメールしておいた。

翌日、酒屋の店長さんから電話があったので、アレコレ話しをしていると、

・以前は在庫が何本あるか確認して注文していたのに、
 最近は最初から決められた「割り当て本数」しか送ってこないので、
 カスクによっては数本も入らない。

・酒店によっては入荷しても、しばらく在庫保管して、
 価格が高騰してから何知らぬ顔をして売り抜ける店もある。

こういう状況なのだから、ボトリングの少ない物は
抱き合わせ販売のみで扱うお店だってあるんだろう。
その上、お店によって価格もバラバラだ…。

ニッカでもあるまいし、美味いモルトを作ればそれで良いって訳では無い。
販路もしっかり確立した上で、消費者へ総合的な満足を提供してもらいたい。

蒸溜所の開設に先立って、そう願っているのは僕だけだろうか?
イチローズモルトには期待を裏切らないブランドに成長して欲しい。

#japanese

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