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マルス山梨工場モルト


今回は赤枝先生からのリクエストがあったので、緊急アップするものです。
入手経緯はマニアックなモルトが時々出ているヤフオク。

「本坊酒造山梨工場の最後のモルト」なんて書いてあれば、
きっと高騰したんだろうと思うけど、説明がほとんど無かったので、
ジャパニーズウイスキーの低迷を示すように入札はほとんど無かった。
ラッキー♪

4年前の10月に阪神が優勝した時の企画商品ですね。
しかし箱の中にボトルと共に、凄く微妙な説明が書かれた手紙が入っていて、

本商品は、優勝の感動を心の中だけでなく形として表すことを目的として企画し、
遊び心も加えて商品化したものです。
中身は「幻のウイスキー」と言われるマルスウイスキーが標高八〇〇メートルの
蒸留所で製造したナチュラルストレングスの二十二年ものピュアモルトを採用、
オルゴール台座のグリーンは芝生をイメージし、ボトル、星野監督のフィギュア、
そして桐箱に至るまで手作りと致しました。
しかも千一個と言う星野監督にちなんだ限定販売数とすることにより、
その価値を高めました。
(オルゴールの)六甲おろしのメロディーに乗せて、
主力選手に胴上げされる監督を見ながら味わう美酒は、
その都度、あの当時の感動を思い起こさせてくれることでしょう。

ここで「22年物のピュアモルト」に疑問。
マルスウイスキー信州工場の創業は1985年、阪神タイガースの優勝は2003年。
つまり最長で2003−1985=18年物のウイスキーしかできないはず…。
そこで、マルスウイスキー信州工場に直接問い合わせをしてみると、

「名古屋の大豊さん(元プロ野球選手)から、『どうしても!』と直談判をされ、
 止むなくボトリングし、名古屋の酒屋さんを通じて販売した物です。
 現在は信州工場以外の過去の蒸溜施設(薩摩・山梨)で蒸溜したモルトは
 もう樽が無く、信州工場以外の過去の蒸溜施設(山梨)で蒸溜した
 最後の貴重なモルトです。またこの時の残りが少しタンクに残っていますが、
 どうするか決まっていないんです。」との事。

嬉しい誤算だけど、説明、微妙に違ってましたね。
これは信州工場じゃなくて、山梨工場のモルトだって事♪


オルゴール動画(ウイスキーの中で星野監督が胴上げされてます、笑)

阪神ファンで、ウイスキー飲みの方(ウスケバにも沢山いらっしゃいますよね〜)には
垂涎の逸品ではないでしょうか?

女房は「プレミアだから開けない方が…」と言いますが、
それこそ「でもそんなの関係ネーーー!×3」

僕にとっては中身が大事、いつか開けて飲んじゃいますよ〜♪

#japanese

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