東京へ出張した時に立ち寄った、日比谷BAR WHISKY-Sさんの
飲酒レポートの続き、パート3です。
そういえば、薫製があったな〜って、メニューをみていて、
でも薫製はキツイかも…、と迷っていると
「東京名物べったら漬けのスモークはスッキリしてますよ」
というのでオーダー。
いやいや、べったら漬けなのにスモークされてる〜(笑)。
一体誰がこんな事をやろうと思いついたのか?
でも美味しいです。
スモーキーなのを飲みたくなったので相談していて、
ラフロイグに行く所でしたが、ジャパニーズで!!
という訳で、輿水チーフブレンダーも納得のREDのハイボールをいただきました。
べったら漬けのスモークとハイボールを、ウマウマいただいていると、
「こんなのがあります。」と実際に使われていた樽材を見せていただきました。
実際に手に取ると、オークもそれぞれ、全く違う物なんだと
ハッキリと分かりました。
目の荒さ、細かさ、密度、重さ、トラフの入り具合、全部異なっています。
やっぱりココは蒸溜所なんじゃないか?と錯覚しちゃいます。
パラダイスです(笑)。
そろそろお目当ての山崎オリジナルヴィンテージの1960年(43年)ミズナラを。
そうしたら「1981年(22年)のミズナラと飲み比べてください。」って。
そう勧められるとね〜。
嬉しいです♪
どちらもミズナラ特有のウッディな香りがプーンと香ります。
1981は十分にミズナラ香を楽しめる物で、
今までに飲んだ事のあるミズナラと同じ感じの綺麗な香り。
ただ、明らかに1960はミズナラ香が強烈に濃いです。
濃縮という言葉はこのためにあるんじゃなかろうか?という程、濃いミズナラ香。
香りを楽しみながら、余談で「飾ってあるデキャンタの中身って…」と話していたら、
持ってきてくれました。と思ったら、出してくれました。
なんだか本当にパラダイスです(笑)。
このデキャンタが手作りで、世界に1つ。重〜いです。
しかも栓の締まり具合が絶妙で、職人技を感じさせます。
コレも体験すると驚きます。
まだ続きますよ〜。
#山崎