本坊酒造・信州ファクトリー内のみの限定発売商品で、
「MARS MALT GALLERY」シリーズ第2弾の3本の内の1本。
1991年3月〜2009年4月、18年
58% Cask No.1110(American White Oak) 200ml
オフィシャルのテイスティングコメント
ストレートで流れるようなトップノート、
柔らかで繊細な香りとピート香がマッチした明るい黄金色の原酒。
味わいはドライで口当たりは軽快。
香り
ストレートに快く鼻を通る抜けるピート。ピート由来の酸味があり、
酸味の中にパイナップル、マスカット、ハッサク(柑橘)、
リンゴジュースやメロンゼリーのフルーツを感じ、
ウッディで、バニラクッキーの様に焼いた小麦、そして軽く花が香る。
味わい
黄金糖の透き通って純粋な甘味、そしてレタスジュースのほろ苦さと
不二家のミルキーの甘味が口の中に広がると、梅干しの酸味と
渋味がやってきて、やがて口の中が、生姜を食べたかの様にホットになる。
加水後の味わい
トーストされたパン、マーマレードと塩素の香り。
味わいにはバニラがちらっと顔を見せるものの、酸味と苦味が増して、好みでは無くなる。
後味
マーマレードとはちみつ掛けのトーストの様な、
酸味とベタな甘味に程好い焦げ加減の味わいが長く続く。
総評
シンプルな甘味があるもののドライで飲みやすいが、
熟成年数相応の喜びは感じ無い。
#マルス(本坊酒造)