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歴史を飲む


日頃、旅行に良く出かけける我が家では、
ゴールデンウィークはお出かけしないのが毎年の習慣。
黒いのも居るので、当然、遠出はできませんし…。

という訳で、気の向くままに、開けてみたのが、コレ。
サントリーの「CUSTOM」。

昨年末、安く買ったCUSTOMとは違うデザインだったので、
入手した際にサントリーへ問い合わせてみると、1967年~1971年販売商品で、
当時の定価は1,100円のモルトとグレーンのみのブレンデッドウイスキーとの事。
以前、入手したCUSTOMの1つ前のモデルの様。


確かに、サントリーの住所が「堂島浜2丁目」でも「堂島浜通2丁目」でもなく、
「中之島2丁目」となっていることから、相当古い商品と分かる。


「Yamazaki near Kyoto」という表記、今となってはできないよね、きっと。

アルコール度数42%、720ml

香り
バナナ、バナナシェイク、果実酒用焼酎(アルコール)、
軽~く煎り豆、軽~い酸味は梅干し、軽~く醤油蔵や赤土。

味わい
口当りはライトだが、甘い、甘い、ひたすら甘い。
砂糖を溶かしたかの様に甘い。果実酒用焼酎に氷砂糖を溶かした感じ。
エステルもスモークもウッディネスも深い味わいも何も感じられない。

加水後の味わい
甘さは衰えず、砂糖水。

後味
バナナシェイクが適度に続く。

総評
深みの無い香りや味わいから、若いグレーンとモルトを使用した
ブレンデッドなんだろうと思う。
特にモルトらしさはほとんど感じられないので、
やはりグレーンが主体になっているのだと思う。
「山崎が入っているよ」と言われて、「う~ん、そうかもな~っ…」って、
辛〜じて感じられるかもしれない程度の山崎感。

「歴史的価値を体験した」という感じだろうか。
さて、このウイスキーはどう料理しようかな~?

#japanese whisky

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