ソサエティの2003年オータム・ボトリングス。
当時、僕はソサエティのメンバーでは無かったが、
第10回エキスプレスメール(郵送)に
本部からの再入荷と販売のお知らせがあったため、オーダーした物。
香り
快いエステル、プラムの酸味、キャラメル、ドングリ、栗。
程好くウッディ。時間が経つと、本の少し煙たい中でグミが出てくる。
本国の方ならトフィーとか表現するタイプではないだろうか。
味わい
ほろ苦さまでしっかり表現されているキャラメル様。
フレッシュプラムのフルーティーな酸味、
辛い大根の辛み、ハチミツ漬け大根の甘味。
加水後の味わい
透明感のある飴(黄金糖)、ハーブ、針葉樹の香り。
甘味は引いて、モルティでスパイシーになる。
後味
意外にドライな後味で、山崎の水の透き通った味になっている。
総評
強烈な個性では無いものの、どこか懐かしい、安定した味わい。
久しく会っていない同級生に会って、話しが途切れない、何か親しい味わい。
加水後の変化も面白い。
臭さも無く、トースティーでもなく、ジャパニーズスタンダードな味わいで、
山崎の原酒だと分かりやすい。
人によって評価は分かれそう。
そうそう、山崎の仕込み水で作られたソーダ「ザ・プレミアムソーダ」で
SMWS 119.5を割った時には山崎12年を思い起こす味わいだった。
#山崎