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SHINSHU BARTENDER’S CHOICE 紫苑 #2145


中央アルプス「駒ヶ岳」の麓、マルス信州蒸溜所で熟成する1樽ごとに異なるウイスキー原酒を
「日本の伝統の色」として表現する長野県限定のオリジナルボトリングです。
このシリーズは信州のバーテンダーが、地元のウイスキーを大切にすべく、心を込めて選んだ逸品です。
お客様に大切に飲んでもらえるように、一切の転売を禁止とさせて頂きます。
ワインカスク 0ppm 6年11ヶ月

香り
赤ワイン由来と直ぐに分かるブルーベリー、ラズベリーやローズヒップの
甘酸っぱさにモルトの穀物様の甘味と
旨味がスミレの花のフローラルと赤ワインのタンニンと共に柔らかく広がる。
さらにシェリー樽の様な黒糖やカカオのコクが加わると
ミント、ワサビの様なハーブ感が鼻から抜ける。
香りだけでお肉料理を食べたくなる。

味わい
ローズヒップティーの様な酸味が強めに広がると
黄金糖の甘味に少しだけミルキーな甘味。
反面ブラックコーヒーの香ばしいコクを感じていると、
快いタンニンの渋みとなる。

加水後
香りは甘酸っぱさが弱まる一方でシェリー樽の様なコクが開くものの、
全体のフローラルな方向は変わらない。

味わいは甘酸っぱさが少しだけ控えめになりつつ、
穀物様の甘味が開くが最終的なドライな印象は変わらない。
長く続く。

後味
ローズヒップティーの酸っぱさが極めて長く続く。

総評
昔ながらのマルスのシェリーを思い出す、硫黄、ゴム感が
どことなく漂っていて懐かしくも、
甘酸っぱくフローラルで酸っぱいワイン樽の影響が新しいマルス駒ヶ岳。

#japanese whisky #マルス(本坊酒造) #malt #tasting

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