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シングルモルト駒ヶ岳 津貫エイジング Bottled in 2020


本坊酒造コメント
2016年にマルス信州蒸溜所で蒸留したモルト原酒を、
本土最南端のウイスキー蒸溜所であるマルス津貫蒸溜所の石蔵で熟成した
シングルモルトウイスキー。

バーボンバレルで熟成されたモルト原酒を主体にヴァッティング。
柑橘系のフレッシュな香りと柔らかい甘さの中に、
ピート由来のスモーキーさを感じるウイスキーに仕上げました。

冷涼な環境のもと造られた原酒を温暖な気候で熟成させた、
マルスならではのモルトウイスキーをお楽しみください。
https://www.hombo.co.jp/item/whisky_brandy/mars_singlemalt_komagadake_tsuniki_aging_bottled_in_2020/

香り
しっかりとしたピート香に、蜂蜜レモンの甘酸っぱさ、
シリアルの穀物が香り、どこかにバラの花を感じる。

味わい
濃厚な柑橘の甘酸っぱさに、薄い青汁の軽やかな苦み。

加水後
香りは甘酸っぱさが残ったまま、
青りんご、ウッディ、エステルとフローラルが開く。
味わいの方向性は薄まるだけで変わらないが、辛味が出てくる。

後味
グラスにはスモーキーなジンジャーミルクティーキャンディーや
レモンココナッツクッキーが残る。

総評
バレル熟成のモルトに白や紫の花を感じる事は多々あるのだが、
今回はバラを主体とした花屋の香りを(花だけでなく緑も)感じる。

度数を除けば富士御殿場モルトと言われても納得しそうな、
スモーキー、フローラルでエステリーなモルト。

わずか4年でありながら未熟感が無く、しっかり楽しめる。

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