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シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エイジング Bottled in 2021


本坊酒造コメント
「 シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エージング Bottled in 2021」は、
マルス信州蒸溜所で蒸留し、鹿児島本土より南南西約60kmの
海上にある世界自然遺産の島・屋久島で熟成させたシングルモルトウイスキーです。

第4弾となる今回は、バーボンバレルで3~5年熟成させたモルト原酒を主体にヴァッティング。
バニラ様の濃厚な甘い香りやバナナなどを連想させる果実香、そして、
ピート由来のスモーキーフレーバーが印象的なウイスキーに仕上げました。

冷涼な環境のもと造られた原酒を、「洋上のアルプス」とも称される特徴的な地形のもと、
雨が多く湿潤な気候の中で熟成させた、マルスならではのモルトウイスキーをお楽しみください。
https://www.hombo.co.jp/item/whisky_brandy/mars_singlemalt_komagadake_yakushima_aging_bottled_in_2021/

香り
針葉樹の軽い木材の様な木の香りと、しっかり強めのピート香を感じると、
バニラやバナナの濃厚な甘味と温州みかんやパイナップルの
スッキリした甘味が漂う。奥からバレル由来の白い花も香る。

味わい
甘やかさと酸味の心地よさは、バナナの果肉入りヨーグルトの様。
少し炭のほろ苦さも感じられるが、程よいアクセント。

加水後
加水でスモークと醗酵臭が引き立つ。
木材の香り、バニラの甘味や柑橘の香りも残っているが加水分だけ薄まる。

加水しても甘やかさは変わらないが、
炭酸水を口に含んだ時の様な痛みか、生姜の辛味なのか、刺激を感じる。
ハイボールを勧められているかの様で面白い。
(実際にハーボールにすると個性は感じ取れ難くなります)

後味
バナナのエステル香がほろ苦い炭と重なり、程よく続く。

総評
屋久島熟成の早さには驚くばかり。
たった5年でしっかりとした味わいと香りを楽しめる。

スモーキーな香り漂うバナナヨーグルトが、大人の朝食の様。
南国リゾートの朝食のお供にどうぞ。

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