MENU

シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エイジング Bottled in 2019


本坊酒造コメント
「 シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エージング Bottled in 2019 」は、
2015年にマルス信州蒸溜所で蒸留し、鹿児島本土より南南西約60kmの
海上にある世界自然遺産の島・屋久島で熟成させたシングルモルトウイスキーです。

屋久島エージングセラーの中から、シェリー樽で熟成させた原酒を主体にヴァッティング。
ピート由来の香りと、ビターチョコ・コーヒーといったシェリー樽由来の濃く甘い香りが
重厚感のある印象を作り、バランスが良い甘くビターな味わいが余韻まで長く続きます。

屋久島の大自然に抱かれ眠った稀少なモルトをお楽しみください。

https://www.hombo.co.jp/item/whisky_brandy/mars_singlemalt_komagadake_yakushima_aging_bottled_in_2019/

香り
オレンジの甘味にレモンの酸味、
ココアやコーヒー豆の香ばしさやコクが香る。
奥には軽く硫黄臭があって、マルスモルトらしさに微笑む。

味わい
アイスコーヒーの香ばしさやコクに、乾燥イチジクの甘さ、
そしてカラメルの苦味。まだ若いのか生姜の辛味も感じられる。

加水後
ピート香は変わらないがエステルが引き立って、
クルミやナッツのオイリーな香りと桃の華やかな甘い香りが出てくる。

濃厚な甘みとコクが薄まり、炭の渋みと樽木のタンニンが現れる。
加水はお勧めしない。

後味
干し柿やドライデーツの様な濃厚な甘味が
口から過ぎ去った余韻が短く消えゆく。

総評
クレームブリュレやカラメルプリンの様に苦くも甘い味わいは、
いつまでもグラスに継ぎ足す事を止められなくなる。とは言え、
長熟の様な嫌味なく美味過ぎる魔性な味わいではなく、
若くもしっかりとした味わいのあるモルトに仕上がっている。

#japanese whisky #マルス(本坊酒造) #malt #tasting #whisky #japanese

この記事を書いた人