こんにちは。
いやいや急に気温が下がりましたね、皆様体調を崩されぬよう。
さてさて本日は、だいぶ以前になっちゃうんですが、夏真っ盛りに行ってきました沢登の様子。
初めての山域“若狭”です。
登りましたのは、耳川の支流うつろ谷。
滋賀、京都、福井の三県の県境にある赤坂山に源頭を発しています。最近何かと話題の美浜原発の近くでもあります。
前日はいつも道端宴会♪今日は美浜駅駐車場です。
快晴の翌日、ほな出発ですわ~。
…駅から林道を行く途中で土砂崩れの通行止めのゲートが。
そしてやっぱり沢登りの人達はゲートをのけて普通に入っていく。毎回思うがすごいよな~。
そして毎回思うが、やっぱり今回も普通に通行できる。
土砂片付けたならゲートどけとけよっ!
赤坂山登山口をすぎてすぐの橋がうつろ谷出合。
最初の10m滝。左側を直登。
天気良し!気温高し!やっぱ沢は暑い時期のずぶ濡れ遡行が気持ちいいねっ!
次の10m滝は左岸巻き。
奥に見える20m滝は岩登りのベテランYさんにトップをお願いします。
ザイルを引いていくが、結局支点を取らずに登ってしまった。フリーやないすか。こわ~。
ほな私もと手をかけた岩で休憩中だったカエル君。ほんまにビックリするからヤメテ…。
どんどん快適に濡れながら登っていきます。
ちょっと恐かった4条5m斜滝。直登。
この逆くの字15m滝の中間部が少しかぶっていて少しむずかしかった。
スリングが残置してある。残置使うもんかっと少し意地を張ってそのまま登ってしまった。
あかんね、そういうええカッコしいの気持ちは。怪我の元。反省…。
ここを越えてしばらくすると水も切れ源頭に。
明るい。私の大好きな癒しの空間であります。
源頭部で出会った可憐な彼女。
こっから登山道に出て簡単に下山かと思いきや。
冬季の雪の重さで斜めに生えた木々が邪魔をしてほんとに歩きにくく、思った方向に進めない。
オマケに5mくらいの高さまで密集していて、視界が全く効かない。空は明るいねんけどな~。
歩き易い地形を辿って行くとどんどん違う方向に。方角を確認するも視界がなくイマイチ確信が持てない。でまた元の場所と思われるところに戻ってみる。斜めの木のせいで思うように進まない。
…の繰り返し。
迷子♪定番♪
作戦会議…。
1時間半ほど同じ場所と思われるところをグルグルと彷徨った挙句…。
んっもう!!!
ってことで、私5m程の木に登りました。
木の上から。
なんや目の前やんか。目標としていた明王の禿(画像左の薄茶色の部分)、赤坂山山頂(画像右)はすぐそこに。赤坂山山頂でくつろぐハイカーの人々もくっきり見えます。
再度目標を定め藪をこいで行くと、ものの5分ほどで明確な登山道に出た。恐るべし道迷い。遭難原因の上位を常にキープしているだけはあります。
であとはホイホイ歩くだけ。
禿。明王の禿。
木々が無く、山の地肌が露出していて、確かに禿げてるんですが…。
またすごい名前つけるなあ…。
ほんでなんでまた明王なん?
誰かに気を使って明王にしたんかいな??
でも明王って如来の化身らしいよ。そんな偉い人禿げさしてええのん??
たしかハゲオロシ谷って谷もあったし、山の人は“ハゲ”ってつけるん好きなんかな??
人事とは思えず気になってしまったけど、まえっか♪
で山頂。一般ハイカーの方もたくさん寛いでいます。
「いや~、すごい装備ですね~!どっから登ってきたんですか??」と声を掛けられる。
「いや、あの、あっちの川から…」ちょっと恥ずかしくてちゃんと応えられない私。
目の前に広がる琵琶湖。ほんまにええ天気や~♪
そして後ろを見ると遥か向こうに微かに見える日本海。
おお、すごいな~。
琵琶湖と日本海を一度に拝める場所なんてそうそうないよ。
しかしええ天気。汗がダラダラ流れてきます。
…でもね、やっぱりお昼はね、ラーメン。
本日の銘柄は富山ブラック。あんまり大阪市内では売ってませんが美味し。最近のお気に入り。
登山道を快適に下山し、本日は終了~。
直登満載で沢登りも楽しめたし!
源頭部は“美しいと”言う言葉がピッタリな空間で癒されたし!!
天気良くて登山道がすっごく気持ち良かったし!!!
ついでに木登りも楽しめたし!!!!
山頂では雑誌から出てきたみたいな山ガールに会えたし!!!!!
お疲れ様でしたっ!
いや~しかし最近よく道に迷うな~♪
<訂正>
全ての画像タイトルの山域が“鈴鹿”になっていました。
正しくは“若狭”です。