10年ぶりぐらいにメガネを新調したKWC企画世話人です。
今流行のフレームの形は横に細長いもので、これだと物理的に視野が狭くなってしまい、あまり好きではないのです。
そして、大きなレンズ面のフレームがなかなか見つからないのです(泣)。
そういうフレームはなかなかないんですよ~と言われたものの、頑固そうなおやじさんのメガネ屋さんで粘っていろいろ聞いていると奥から大事そうに大きなレンズ面のフレームを出してきてくれました。
「こういうお客さんがくるかと思ってとってあったんだよ」
とポツリ。わたしは幸運です。
大事そうにとってあるボトルをバーで飲ませてもらったような気分でした。
さて、本題です。
レンズをつくるための目の検査をしているときに「あれっ」とメガネ屋さん。
遠くの視力検査表をみるように指示をして、
1)まず両目でみてください。左目を隠して右目で見てください。
どうですか? → 同じに見えます
「うむ」
2)右目を隠して左目で見てください。
どうですか? → 少しぼけます
「やっぱり・・・。」
次に、手元の新聞を見るように指示をして
3)まず両目でみてください。右目を隠して左目で見てください。
どうですか? → 同じに見えます
「うむうむ」
2)左目を隠して右目で見てください。
どうですか? → わずかにボケて見えます
「やっぱりなぁ」
上の検査は、元のメガネをかけたままです。
不思議そうにしているわたしに解説してくれました。
今のメガネを作ったときは左目も右目も近視用のレンズで、左目がやや度がきつく、右目がやや弱いいものだった。もちろん、当時の眼の状態にあわせたもの。
しかし、幾分右目の近眼が進んだのに加えて、両目に老眼にもなりはじめているので、遠くを見るときには左目で、近くを見るときには右目でみるように体が調整したのではないかということでした。
ただし、眼の状態としては、今は殆ど同じレンズでいいということだったので、今度は同じレンズにしてもらいました。メガネ屋さんでかけたときには違和感が全くなかったので。
実は、メガネをかけていなくてもこのように目を使い分けている方はいらっしゃるそうですから、みなさんも遠くをみるときと近くをみるときで目を使い分けているかも知れませんよ。
簡単に実験できますから自分でやってみてください。
すいている電車に座ったら簡単に実験できます。
ちょっと離れた広告を両目で見る。目を開けたまま、手で右目を隠して左目でみたり、左目を隠して右目で見たり、手元の新聞などの細かい文字を見るときも同じようにやってみればいいのです。
わたしと同じように使い分けている方がいらっしゃるかもしれませんよん。
#徒然日記