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グレンロッシー&マノックモア ゲール語が難しいコンビ

深夜というか早朝の日本-デンマーク戦を見ていたので、まだまだ眠たいKWC企画世話人です。

昨日の問題の回答です。正解はグレンロッシーです。看板には、グレンロッシーとマノックモアと書いてありますし、キルンの建物には、グレンロッシー蒸留所と書いてあるので、その2箇所にモザイクをかけていたわけです。そして、看板にはグレンロッシー&マノックモアと書いてあります。

では、ゲール語の意味です。
地名はいつものサイトでなんとかなります。

http://www.scottish.parliament.uk/vli/language/gaelic/pdfs/placenamesF-J.pdf

 Glen Lossie (Moray), Gleann Losaidh
 ”The glen of the plant river”.

Glen Lossie は、ゲール語では Gleann Losaidh と綴り、意味は”(その)植物の川の(その)谷”という意味だということになります。

次に、Mannochmore ですが、Mannoch Hill という丘からとった名前だそうですので、地名ではありません。Mannoch + more で蒸留所の名前をつけたのでしょう。

http://www.archive.org/stream/placenamesofelgi00mathuoft/placenamesofelgi00mathuoft_djvu.txt

上記サイトにはこのようなことが書いてあります。

Mannochburn. The word Mannoch is the Gaelic for Monk or friar, and is perhaps an adaptation of the Latin Monachus, whence the English Monk.

つまり、Mannochburn という川があって、Mannoch の部分は、修道士(Monk)あるいは托鉢僧(Friar)という意味だと。

more はゲール語の mor 由来なのは明らかで、”大きな”あるいは”偉大な”という意味です。

ということで、”偉大な修道士”という結構かっこいい意味の蒸留所だとわかります。

#蒸留所

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