これまでベンリアックの１９６８、１９７５を紹介しました。今度は１９７６です。
この１９７６年になってもベンリアックには桃のフルーツ香を感じます。このビンテージがオフィシャルリミテッドリリースで最初にでたのは２００５年。そして２００８年まででています。５本のうち１本だけがポルトパイプで、残りはすべてホスグスヘッドになっています。このバーボンカスクがベンリアックの特徴をよく出しているといえるかもしれません。そして、ほどよいポルト酒樽の甘さがポルトパイプフィニッシュのものにはあります。
ボトラーズものとしてはクレイゲラヒホテルとシグナトリ。
クレイゲラヒホテルのは、１９７６年のなかでは一番好きなものです。それは、桃香を一番感じるから。
シグナトリのシェリー酒樽ものも１９７５年と同様に桃の香りとシェリーのよい甘さをまとっています。
これまたバーで見かけたらぜひお試しください。
オフィシャル リミテッドリリース ５種
1976 2005.09 28YO 700ml 58.7% Cask No 8081
Hogshead
1976 2006.06 29YO 700ml 56% Cask No 8084
Hogshead
1976 2006.11 30YO 700ml 53% Cask No 3557
Hogshead
1976 2007.08 30YO 700ml 55.5% Cask No 4469
Port Pipe
1976 2008.07 32YO 700ml 50.3% Cask No 2014
Hogshead
クレイゲラヒホテル
1976.11.15 2005.09.26 28YO 700ml 57.6% Cask No 8079
シグナトリ
1976.12.22 2005.04.07 28YO 700ml 56.9% Cask No 9442
Sherry Butt
#ボトル