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ベンリアック 1975

わたしが好きな蒸留所はベンリアックで、好きなビンテージがあるということを昨日までに書きました。昨日は1968年のボトルを紹介しましたが、今度は1975年です。

他の蒸留所でも1960年代蒸留のウイスキーには桃のようなフルーツ香を感じることがありますが、ベンリアックには70年代蒸留のものにもそれを感じます。そして、この年のビンテージで特徴なのは、最初にリミテッドリリースとしてだされたものが、ゴメスシェリー樽のものだということです。シェリー酒樽の長熟ものなのにいやなゴム臭を感じません。いいできです。
同じ年にホグスヘッドものがでていますが、これには60年代の桃フルーツ香を感じます。
その2年後には、ポルトパイプフィニッシュものがでてきます。いいできのウイスキーにさらにポルト酒樽の甘さをまとっているので、こちらも楽しめる味になっています。

ボトラーズものとしてはシグナトリ。このシェリー酒樽も桃の香りとシェリーのよい甘さをまとっています。

ほんとうはもう一種類、モダンマスターズの1975も持っていたのですが、わたしのうちにあるよりもふさわしい場所にて天寿を全うされました(笑)。

冗談はさておき、どれもバーで見かけたら飲んでおいて損はしませんよ~。

オフィシャル リミテッドリリース 3種5本
1975 2005.06 30YO 700ml 55% Cask No 7007
Gomez Sherry Butt

1975 2005.09 29YO 700ml 59.1% Cask No 7211
Hogshead

1975 2007.08 31YO 700ml 53.7% Cask No 4451
Port Pipe

シグナトリ
1975.12.22 2004.12.21 28YO 700ml 57.1% Cask No 7221
Sherry hogshead

# BenRiach の意味は the hill of the red deer : 赤鹿の丘
# ゲール語の綴りはおそらく Beinn Rua-bhoc
# ハイ、将来のクイズネタです(笑)

#ボトル

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