手前のドームがご存知の糖化槽です。奥の左のタンクが1番と2番の麦汁を溜め込むタンクで、右のタンクが3番目の麦汁を溜め込みます。白州では3回の糖化を行いますが3回目(右のタンク)の麦汁が次の仕込みの1番目のお湯になります。
お湯の温度は62度~65度くらいで調整され次第に温度を上げていきます。。
右のタンクからは、混合機と言う機械を使って、次の粉砕麦芽と共に糖化槽の中に投入されます。。写真が混合機です。
粉砕麦芽を混合機で約70℃の右のタンクから来た麦汁と、混ぜ合わせながら粥状にして仕込槽に投入します。混合後の温度が63℃に調整する事が大切で、この温度の糖化が良いみたいです。その後、30分くらい静置します。そうする事によってデンプンの分解やたんぱく質の分解をして、更には麦芽の皮が下に沈んで層を作ります。ここからがポイントです。↓↓
写真はアンダーバックと呼ばれる機械です。糖化する麦汁は主にタンパク質を多く残すと濁りの原因と発酵が弱くなる原因になります。
ので、ここで清澄させます。放置して十分に清澄させるのですが、糖化槽の液面とアンダーバックのガラス部分に映る液面を同じにします。ここで色と具合を確認しながら少しづつ下のバブルを開きます。一気に開くと麦層が「ぐっ」と閉まってしまって大変です。出て来なくなります。だから、少しずつです。。後は、糖化槽の内部に取り付けられたスプリンクラーから温度の上がったお湯を流して最後まで搾り取るわけですが、そのスプリンクラーの写真は撮れませんでした。。
#勝手に言わせてもらえば・・・