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ウィスキーの小瓶4


ウィスキーの小瓶4
 
 
バーボンをロックで飲んでいた頃、
1990年代後半、フリーの職場の先輩が、
「バーボンなんかダメだ! シングル・モルトだろ! ボウモアとか!」と、
僕に向かって、酒の席で怒鳴ったのですが、
僕は意味が解らず無視していました。
 
彼は、スコッチではなく、
「スカッチ」と発音していました。
 
時が経ち、その先輩に第一子が誕生し、
そのお祝いにと、スーパー西友で、
その先輩が怒鳴っていたシングル・モルト「スキャパ」を御土産として買い、
持参しました。
 
確か、5000円しなかった、
3000円台後半だったと記憶しています。
 
その先輩のうちで、生まれたばかりの御子息の前で、
二人で、スキャパをストレートで飲みました。
 
二人、ほぼ同時に、
「これ、旨くない?」
 
日本語は、難しいですw
 
「これ、旨いよね!」と言う意味を、
確信が持てずに若干自信なく表現する場合は、
「これ、旨く(なく)ない?」という、否定疑問文になってしまいます。
 
帰宅後すぐに、同じスーパーで、同じスキャパを買い、
2キロ先に酒の「ディスカウント・ショップ」を見つけ、
そこで3本ぐらい、
シングル・モルト・ウィスキーのボトルを買いました。
 
僕がこの時点で知っていた、
シングル・モルト・ウィスキーの銘柄は、
スキャパとボウモアぐらいでした。
 
そもそも、スカッチとバーボンの区別も、
英国と米国の区別ぐらいしか、
ついていませんでした。
 
そうだ!
僕らは、ウイスキーが好きな世代だったはずだ!
って事を思いださてくれたのが、
スキャパでした。
 

http://www.youtube.com/watch?v=XVHa-Ofx7xA&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=FnvVxG82hAo&playnext=1&list=PL27FC3956966E286D

 

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