色:シェリー樽としては、比較的濃くない茶色。
香り:開栓直後は、ココア・珈琲・カスタードクリームなど、かなり複雑でまろやかな香りでした。が、数分後、樽香が強く出て、柑橘系の鋭い香りを放つようになりました。
味わい:度数が高いわりに、すんなりと喉もとを通りすぎます。
余韻:比較的長く、柑橘系と珈琲が返ってきます。
語り尽くされているように、コスパは非常に良いと思います。
が、個人的な「好み(印象)」の問題ですが、
ラフロイグOBカスクストレングス10年と比較すると、
どうなんでしょうか?
シェリー樽モルトは、僕の頭の中では現在、
3つに分類されています。
1ラシオン系
2濃厚なシェリー樽系
3刺すだけ系
このドロナックは2に近いのですが、
1や3の要素もあるように感じられ、
今後の時間の経過を楽しめることを期待しています。
で、直感的に、このドロナックは、
ベンリアックOBソーテルヌ16年と似ている、
と感じました。
ソーテルヌも、
シェリーも、
ともに「ワイン(醸造酒)」であることを知ってから、
1年ぐらいしか経っていません。
貴腐ワインは何度か飲んだことがあるのですが、
実は、意識してシェリー酒を飲んだことがありません。