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香りの変化♪

バーには一人で行くのが好き。
モルトとしっかり向き合えるから。
人と行くと,人が主役で,モルトが脇役になる。
人と話すなら,他の場所がよい。

久しぶりに友人とバーに行きました♪
アロマ仲間です♪
酒好き(笑)の香り好きでないと,なかなかバーを紹介できない。
彼女は,なかなか稀有な存在なのです♪
しかも彼女は,以前,ワインの勉強をしていましたからね♪
ただしモルトはほとんど未体験。

彼女がワインを頼み,
私は,グレンリベット12年のオールドボトルと現ボトルの飲み比べをしていました。
(これについては,近々アップいたします♪)
香り好きの彼女は,すぐに私のグラスに興味を持ち出し,香りを嗅ぎだしました。

アロマの世界では,普段は,香りを分析するのではなくブレンドします。
そう,ブレンダーなのです♪
お客様の心身の状態と香りの好みに合わせ,いくつかの精油をブレンドします♪
香りにによって,揮発度が違うので,
トップノート(揮発度が高い=すぐに香りが消える),ミドルノート,ベースノート(揮発度が低い=香りが持続する)の割合を考えたり,
トップノートが消えてからの香りを想像したり,
ある香りが別の香りの保留剤になることを考慮に入れたり,
そんなことを考えながらブレンドしているので,
モルトも,どんな香りが含まれているかより,香りがどう変化するかに興味があったりします♪

彼女もその一人♪
2人で,香りの変化を楽しみました。
あれこれしているうちに,私達のカウンターの前には,6つのグラスが並んでしまいました(笑)。
「あれ,歳をとって目が悪くなったのかなあ(笑)」と師匠に言われながら(笑),
「フルーティなトップノートが消えた」だの,「ベースノートはやっぱりモルトの香りだと思う」など,
アロマセラピスト的テイスティングを楽しみました♪

ウイスキーには数千の成分が含まれているそうですが,
成分が分離・精製できていのは100を少し超える程度なのだとか。
アロマセラピスト的には,もっとたくさん成分が分離され,
熟成樽ごとに,どんな成分がどれくらい含まれているかがわかり,
成分ごとの揮発度がわかったら,どんなに楽しいだろうheart02と思います
でも,それがわからないところが魅力なのかな~。
そして,そのおかげで,感性も少しずつ研ぎ澄まされてくるのが,
私がモルトの香りにはまった理由なのかもしれません

#香り

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