今日は、冷たい雨が夜には雪になってきました。こんな時は、お風呂であったまって、スコッチを飲んで寝るのが一番です。
さて、昨夜はSMWSのスプリングボトルの試飲会に行ってきました。会場のパークホテル東京のバーに着いたのは6時半ごろだったでしょうか。一時間ほどで席は一杯、なぜか私の回りはこゆーいメンバーが集まりました。それでは、私のコメントを書き連ねてまいりましょう。
39.73 (Linkwood) rifill bourbon hogshead 18yo 48.0% 「ココ・シャネルと朝食」
バニラクリームと樽香、しだいにオレンジピール、熟成庫に入った時の香り。度数の割に最初のうちはドライに感じ、スパイシーに変わる。酸味と旨味が心地よい。加水するとバニラの香りがより鮮明になる。
73.37 (Aultmore) rifill bourbon barrel 17yo 57.1% 「バナナ入りのスパイシーなミューズリー(シリアル)」
バタークリームのかかったチョコレートケーキ。バニラと樽香の後、カカオやフルーツの皮を感じる。バナナもありかな。スィートな酸味に少し苦味があっていいバランスだと思う。
90.12 (Pittyvaich) refill bourbon barrel 19yo 56.7% 「スペイ川の近くの磯の香りを嗅ぐ」
スモーキーなオレンジ。乳酸系の香りにハーブやワクシーなニュアンスも感じる。ピーティな甘みに塩味が混じって飽きの来ない味わい。
97.18 (Littlemill) 1st fill barrel 19yo 56.7% 「香りがよく、味もとてもおいしい」
スイカの青いところ、薄めたメープルシロップ、メロン、洋ナシなどなど。香りの華やかさに反して割とドライに感じる。でもじわーっと甘みが出てきて旨い。加水してもOK。
93.37 (Glen Scotia) refill bourbon barrel 17yo 64.3% 「パリダカールラリーのドラム」
糖蜜の甘い香りと少しの樽材の香り。すこし収斂味のある渋さと塩気、スパイス、鉛筆の芯といろんな味がする。
125.31 (Glenmorangie) new charrd barrel 16yo 52.8% 「トロピカーナ それから甘いポーチドペアー」
サトウカエデの樹液(煮詰める前のメープルシロップ)、きゅうりのまるかじり。口に含むと黒飴のようだが、すこしスパイスも感じる。
125.30 (Glenmorangie) 2nd fill bourbon barrel 19yo 50.3% 「ガーデンセンターのくまのプーさん」
汗のにおい、酪酸系の香りからかすかにトロピカルな感じが出てくる、白い花のイメージ。フルーティな甘さに加えて、程よい苦みと渋みがあっておもしろい。
119.12 (Yamazaki) mizunara 16yo 54.0% 「うま味があり、頬を吸い込む」
最初は、エンジンオイルか機械油、ワックスといった印象。そこからゆっくりとパイナップル、白ブドウ、シェリー、ハーブと出てくる。味わいもドライな渋みから少し焦げた焼きリンゴとかカラメルをかけたプディングに変わる。
35.33 (Glen Moray) refill bourbon hogshead 34yo 55.1% 「クリスマス時期のデパート」
カラメル、鉛筆、シナモン、グレープフルーツのわた。ヘザーハニーの甘さと程よい樽香。
53.137 (Caol Ila) refill bourbon hogshead 17yo 56.2% 「ペッパーとチポトレ ラバフロー」
一夜干しのイカ、コンブを干している磯、若干タールの感じもする。ガツン系の味わい。
29.79 (Laphroaig) refill bourbon hosghead 10yo 56.1% 「コールタール石鹸」
ヨーグルトの酸味と煙。グレープフルーツとシナモン。スモーキーでフルーティな甘みは心地よい。
さすがに後半になるとコメントも雑になりますね。グレンマレィのあたりからただの酔っ払いに変貌してきた。最後の3つだけ、また飲みに行ってこようかな。
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