Bar AmberTime 20周年 おめでとうございます
そしてパーティが始まりました。
飲食業界で20年続けるって事は大変なんだろうなあと、ほぼ終身雇用のサラリーマンの身としてはつくづく思いました。そう思えるほど、マスターはいい笑顔をしていました。列席した方々は開店当時からのお客さんから最近通い始めた人までいろいろでした。私も常連としては若い方で、10年前のパーティの事は知りませんでした。その時のパーティは立食でわいわい騒いだパーティだったようです。今回の20周年パーティは幾分大人の雰囲気で、がコンセプトのようです。
パーティ会場に入ると、雰囲気は結婚披露宴のよう、違うのはひな壇にグランドピアノがあることでした。まずは、モエシャンドンのロゼで乾杯。一テーブルにシャンパンのボトルが一本ずつおいてあり、たっぷりとシャンパンを飲みながら、同業者2名の方から祝辞。生ギター演奏、常連さんからの弾き語りの披露など、Amber Timeらしい。パーティです。因みに司会は我らの山口姉さん(知っている人しかわからないか)でした。パーティでのお酒は、ミニバーカウンターに10種類ほどの洋酒(当然、マスターが用意したもの)、プレミアムクラスのモルト、ブランデー、グラッパが並び、好みの飲み方で楽しめました。私が差し入れたボトルも並んでいたようです。そのほかに、マスターがこの時のためにとっておいたお酒をワゴンでテーブルを回りながら一人一人にサービスしていきます。披露宴のようだった最初の雰囲気は、どんどん変わり、会場はいつものAmber Timeになって行きました。久しぶりにあう常連同士の会話、マスターと交わす一言一言が楽しい。
開園して1時間半を回り、食事もメインを済ませ始めた頃、スペシャルゲスト村上ゆきさんのライブが始まりました。村上ゆきさんは、バファリンのCMソング(がんばりた~いのに、がんばれない♪のフレーズを聞いたことがあると思います)を歌ってらっしゃるジャズシンガーで、以前マスターがライブを聞きに行って惚れ込み、パーティへの出演をお願いしたということでした。お店においてあった古時計がアルバムの効果音に使われたという縁もあるようです。そんな彼女の一時間ほどのスペシャルライブ、最初は済んだ特長のある声に聞きほれ、アップテンボの曲では全員がノリノリになって大盛り上がり、何とマスターと誕生日が同じと言うカミングアウトまであって全員で一足早いハッピーバースデーの大合唱、アンコールには大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」でした。因みに、生で見た村上ゆきさんは、学生の頃付き合っていた彼女に面影がそっくりで、最初ぼーっと眺めてしまいました。
スペシャルライブですっかり盛り上がった後、またお酒を飲みながら歓談、かと思ったら、マスターからのサプライズ、ジャンケン大会が始まりました。商品はオールドプルトニー15年ミレニアムエディション。これでまた大盛り上がり、無事ウィスキー好きの常連さんの手に渡りました。そして、最後の締めなんですが、実は私がこの大役を任されました。正月が明けてからメールでオファーがあり、気軽にいいよといったんですが、パーティの直前までどう締めようかと考えまくってました。でも元来本番に強い方だし、どうせ酔っ払っちゃうんだからノリで行っちゃえ、ということで本当にその場の雰囲気に合わせて適当にやっちゃいました。何しゃべったのか覚えてませんが、一本締めなんてAmber Timeらしくないから、スランジバーで行きましょうといったのだけは覚えています。
パーティが終わり、ホテルのラウンジで二次会に突入。マスターは会計を済ませて、別の二次会にも義理を果たしてからこちらに合流、閉店時間まで貸切状態で騒いで楽しみました。
本当に、Amber Timeって、いい店だよね。
目標は50周年!?
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