26日金曜日は、ニッカブレンダーズバーへ行って来ました。この日は、WWA受賞報告会のイベントです。
まずは、今日泊まる新宿のホテルにチェックイン。何故ホテルに泊まるかは後ほど明らかに。さて、チェックインしてから表参道へ戻り、ニッカのブレンダーズバーへ到着。いつものニッカフリークの面々がすでにカウンターを占拠しておりました。私の席はと言いますと、ニッカフリークと同じくカウンター案内されてしまいました。イベントが始まるまで少し時間がありましたので、マイブームのシングルモルト宮城峡ハイボールで喉を潤しました。
この日のイベント、WWA受賞報告について簡単に書いておくと、WWA(World Whisky Awards)は、Whisky Magazine社が以前The Best Of Bestsとして行なわれていたウィスキーのコンテストで、数年前にニッカ余市10年も選ばれたことがあります。このコンテストはカテゴリー別に評価され、昨年は、ニッカ余市1987がベストシングルモルトに選ばれました。今年は、ベストシングルモルトは取れませんでしたが、竹鶴21年が昨年に引き続きベストブレンドモルトに選ばれました。今回はその報告会ということで、久光チーフブレンダーが来店されました。
洋酒開発部の山口氏のMCに始まり、久光チーフブレンダーの軽妙な話術を楽しみながら竹鶴21年を味わいます。本当に竹鶴21年は秀逸なブレンデッドモルトですね。加えて竹鶴シリーズは、コストパフォーマンスが実にいい。佐藤マスターブレンダーが以前、こんなに人気が出るんだったらもうちょっと高く売るんだったと残念がっておりました。(笑
久光さんは、明日からまた海外にご出張と言うことでしたが、時間が許す限り年内を回って、お話をされておりました。久光氏とは年代も近いので佐藤MBとはちがった親近感を覚えます。「今年はニッカ創業75周年ですよね。何か限定品とかリリースしないんですか。」と訊いた所、「開発の山口に言って下さいよ。」と言う返事、何か含むところがあるんでしょうか?
さて、一通りイベントが終わった後は、思い思いにニッカを楽しみます。私は竹鶴21年をお代わりした後、カフェモルト12年を頂きました。その時、某氏から自由が丘でKinninvieが飲めるので行きませんかとのお誘いを受けました。今夜は新宿に泊まるので終電はあまり気にしなくていいので、悩んだ挙句に自由が丘へ行くことにしました。
Hazelwood Reserve(Kininvie) 1990 17yo 52.5%
自由が丘はSpeysidewayで頂いたこのボトルは、英ヒースロー空港のDFSで購入したものと言うことです。キニンビーのシングルモルトは見たことも飲んだこともなかったので興味津々でした。
アロマ: シナモン、ハーブ、バタースコッチ、樽香、ミルク、若干酸味
フレーバー: シェリー樽? 鉛筆の芯、キャンディ、オイリー
フィニッシュ: 甘みが長く舌に残る感じ
この日開けたばかりのボトルで硬かったのは確か、グラスに注いでからも徐々に開いていく感じがするが、やはりウッディさが立っている。こなれてくればミルキーな甘い香りが出てくる気がする。この他にブナハーブンを頂きましたが、特にコメントはなし。明日は、新宿発8時の電車で白州蒸溜所に行く予定。ホテルの泊まるのはそのためです。白州蒸溜所の話はまたの機会にします。
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