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ラッキー、余市1988にありつけた!

 ブレンダーズバーに感謝、感謝のGIANです。

 アイラバー東京さんの試飲会が終わった後、金曜日に行き損ねた青山のニッカブレンダーズバーに行きました。本当なら金曜日のイベント(余市1988の発売前試飲会・イン・ブレンダーズバー)に参加する予定だったのですが、金曜日は仕事が深夜まで及び、泣く泣くキャンセルの電話をかけたのでした。悔しいのでせめて竹鶴35年だけでも飲んでおこうと足を運んだのです。

 ブレンダーズバーに行くと、時間も早かったのかカウンターに二組のみ。カウンターのほぼ真ん中の席に陣取り、舌をリセットするためにまずはビールで一息。そんな時に店長が耳元で「1988開いてますよ」と囁いてくれた。ふっとカウンターの左に目を向けると確かに余市1988とラベルされたボトルと木箱が鎮座しておりました。昨日のイベント用に3本用意したうちの残りの1本だそうだ。「頂けるんですか」と聞くと、「もちろん」とのありがたいお答、ブレンダーズバーさんに感謝!

 ビールを飲み干したところでさっそく余市1988を頂く。以下に記載するのはその時のメモそのものです。

余市1988: 5樽のヴァッテッド
Top Note: 香ばしい、フルーツというよりもナッティな印象
Aroma: フルーツ、さわやかなブドウの印象、だが決して強くない
      バナナ、アンズ、麦、ピート、甘味、ビネガー
Flavor: とろみ、樽の芳ばしさ、エステリー、熟成感
      ブランデー、甘味、チョコレート、カカオ
Finish: ドライ、スパイス、長い、甘味
加水後
 Aroma: 暖かい香り、甘さ
 Flavor: 樽、甘味→長い
印象: すぐに香り立つタイプではないように思う。家で2杯、3杯とゆっくり味わうとより楽しめるのではないだろうか。

 この後、竹鶴35年を頂いたが、さすがに長熟のブレンドだけあって、スムーズで飲みやすい。せっかくなのでこちらのテイスティングメモも披露いたしましょう。

竹鶴35年
Aroma: オレンジフレーバー、熟成感、香ばしさ、甘味
      重厚さよりも爽やかさが先行するか? しょう油系
Flavor: さわやかさ、軽さ、甘さ、あっ旨いという印象、グレーンの良さをベースにモルトが絶妙な味付け
印象: 無性にチョコレートがほしくなった

 余市20年1988と竹鶴35年という大関・横綱を飲んだら、この後飲む物はないんだけど、変化球でかわしてみました。まずはFamous Grousの1989ビンテージモルト。これは非常に飲みやすいがヴァッテッドなので気分を切り替えるにはちょうどいい。ホントはHighlan Parkの25年や30年と続きたかったんだけど、今日はかなりの量飲んでいたので、宮城峡1989で締めました。こいつもかなりパンチがきいていてノックアウト寸前でしたが、なんとかいい気分で帰路に着きました。

 本当に、ブレンダーズバーに感謝しきりです。

#バーホッパー

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