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あの頃、僕は中学生

 ウィスキーを飲むたびにひしひしと自分の歳を思い出すGIANでした。

 今週は、火・水と出張で、あんまりおいしくないお酒を飲み、うまいウィスキーが飲みたくなりました。予てからアードベッグ三昧をと約束していたバーへ出かけるつもりで朝から一生懸命仕事をやっつけたGIANでした。そんな時に限って、同僚が飲みに誘ってくれます。まあ、どうせバーに行く前にどこかで食事か何かをと思っていましたから、一件だけならつきあいますよと会社近くのビアレストランへ行きました。まあ、同僚と飲む酒ですから偉い人がいない間の命の洗濯という感じで、面と向かっては言えないえらーい人のお話をたくさんしながらある意味おいしいお酒を飲みました。

 さて、それからが本題。神保町へ向かい、アードベッグ三昧の始まりです。

 まずは、巷で噂のBlasdaを頂きました。アロマは確かにアードベッグのそれでした。口に含むと最初に感じるのもアードベッグのそれでした。しかーし、その次の瞬間にアードベッグではなくなってしまいました。
 「あれ?確かにブラスダを飲んだはずなのに?」
 これはすべてです。それ以上でも、それ以下でもない。これが私の感想です。後は皆さんがご自分で試してください。

 その後飲んだのは、左の写真から(一番左がBlasdaです)
 1 CADENHEAD 1975/3-1990/11 15yo 46%
 2 Douglas Laing OMC 1974/9-2001/2 26yo 50%
 3 Signatory 1974/3/22-1998/4/6 24yo 51.2% Bourbon barrel CaskNo. 662&1034 Bottling 362
 4 Gordon Macphail Connoisseurs Choice 1974-1995 20yo 40%

 まず、1は4本の中では一番の変り種。あまりアードベッグらしい味わいはありませんでした。フルーティでそれでいてオロロソシェリーっぽく、シイタケ系で若干ひねている。そんな感じのアロマと柔らかい甘さにピートのフレーバーがあいまったアードベッグです。
 2は一番アードベッグらしいボトルでした。レザーとフルーツ、ミント、そして奥にピート&スモーク。フレーバーはスパイシーでドライでスィート、だんだんと甘さが強くなってきます。
 3と4は同時に頂きました。シグナトリーはフルーティで複雑、スィート&ドライ。二つの性格の違う樽が混ざっていて、それぞれが主張しているような感じ。GMはレザーとインク、スモーキーでタンニンが感じされるストレートな味わいだが、フィニッシュはゆったりしている感じです。

 全部で5つ飲みましたが、DLが気に入ったので、もう一杯頂きました。
 今日は、飲んでいる時に某インポーターの方がいらっしゃったり、久し振りに知り合いの方に出会ったり、面白いひと時でした。
でも、ウィスキーを水平で試飲できるのは神保町の此処ぐらいですね。特にアイラ系の品揃えは最高だと思います。また別の〇〇三昧をしに来ます。

 御馳走様でした。

#バーホッパー

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