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スコッチ文化研究所テイスティング会(番外編)

一通りのテイスティングが終わり参加者の舌も回り始めた頃、いつも通りにお楽しみボトルの登場である。

土屋さんが抱えてきたのは、

 Ardbeg Almost There、Glenmorangie 18年、The Glenlivet 18年

の3本である。お楽しみボトルとしては何のひねりもないオフィシャルボトルと少しがっかり。

 だがしかーし、

The Glenlivet 18年にはびっくりした。すごくうまい! バニラとオレンジピールの香り、そして絶妙の味のバランス。昨年からリヴェットがうまくなってきたのは承知しており、Nadurraなんかはその最たるものと思っていたが、なんと18年がすごいのである。土屋さんがシングルモルト超入門の執筆中に18年ものを並行試飲した折にこのリヴェットを発見して驚いたらしい。そのほかにマッカランもシェリー樽、ファインオークともにうまいらしい。
日頃からオフィシャルスタンダードを飲んでおかないと、どの蒸留所が元気がいいかなんてことはわからない。安くてうまいのはやっぱりオフィシャルボトルなのかなあとつくづく思いました。

さて、おまけボトルの4本目はハイランドパーク土屋セレクションの1976で、ボトリングする前のサンプルでした。この76のシェリー樽は土屋セレクションの中では一番バランスが良くて好きです。こういうのは何度飲んでもうれしいですね。
テイスティング会の楽しみはこういったおまけボトルの他に耳寄りな情報が聞けるということです。今回も面白い情報が...。でもブログで書いてしまうと耳寄り情報でなくなってしまうので内緒です。ごめんなさい。

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