眠い目を擦りながら午前5時に起床。今日は、ゴルフそして試飲会とハードなスケジュール。6時に車を運転して千葉のゴルフ場に向かう。到着したのは7時半過ぎ、ゴルフ場で朝食をとり8時半のスタート。今日のゴルフは前の職場のコンペである。天気は快晴、無風状態でスコアの悪さの理由にはならない上天気である。それでも後々の伏線を張るために今年になってからまだクラブを振っていない、所謂練習不足を強調しておいた。しかし、終わってみれば自分なりに頑張ったスコアだったので一安心。本来ならコンペ後のパーティに参加するところだが、7時からの試飲会に間に合うよう、パーティを欠席して一足早く市原は五井駅に向かう。車は五井駅の駐車場に置き、電車に乗り込んだ。車は明日にでも鳥に来よう。
試飲会は、地下鉄神保町近くにあるbar, polka dots & MOONBEAMS。五井駅から錦糸町までの電車の中では当然のごとく爆睡、錦糸町で夕食を取り、地下鉄に乗り込んだ。店の前ではマスターが待っていてくれて、何とか間に合ったかと思ったら、マスターは店の前で一服していた様子。参加するお客さんも私が第一号のようであった。
店に入って一休みしていると、程なく参加者が集まりだし、定刻チョイ過ぎに試飲会は始まった。試飲会といっても堅苦しいのはなし。各自思い思いのスタイルで飲る。マスターもそのつもりで、「気楽にやりましょう」とのお言葉でした。とはいえ、試飲会なので私のコメントをご紹介します。
1)OB Duke of Rothesay 1995-2006 40%
以前はHIGHGROVE EDITIONだったが、リチャード皇太子の再婚を気に変わったもの。ピートとスモーク、少しヨード、そして次第にトロピカルフルーツ。フレーバーはエステリーな甘さからスパイシーに変化。少しナッティな感じもする。
2)Signatory Vintage 1999-2006 59.4% Refill Butt
非常にエステリーでグレーンのような印象からカカオ、プルーンといった香りも感じられる。ドライでスパイシーな味だが、塩っぽさや酸味もある。
3)SMWS 29.43 1991.10-2005.1 55.8%
ピーティな中からチョコレート、オレンジピール、りんごの香りが出てくる。さっぱりしたエステリーな味わいも次第に変わってくる。楽しいボトル。
4)OB 1987 19yo 53.4%
La Maison du Whisky50周年記念用に厳選された6樽からボトリングされたもの。アロマは白い花の印象、ピーチや杏のフルーツケーキで、いろんな味がする。今回の一押し。
5)OB 1974 31yo 49.7
間違いなくシェリー樽、熟成年数から考えるとセカンドフィルだろうか。シロップかけの焼りんごの香り。硫黄系の雑味は感じられない。ただ、繊細な感じでボディが弱いと思う。個人的には物足りない。
6)Kingsbury Celtic ”Islay 1988” 59.9%
スモーキーでエステリーな香りとチョコレート。ドライではあるが度数ほどの強さは感じない。飲み応えのある味。これも好み。
7)Kingsbury Celtic ”Islay 1980” 48.8%
熟成感が高く、フルーティ、バランスも良い。ボディも1974に比べるとしっかりしていて余韻も長い。
試飲の後、人気投票がありました。集計結果は一位が1974、二位が1980、三位が1988でした。因みに私の投票は1974を敢えてはずし、一位1987、二位1988、三位1980としました。1974に投票しないところはあまのじゃくでしょうか。香りは確かに1974が十分好みなんですが、飲み応えがないのはちょっとというのが私の意見です。
午後9時が近くなってぱらぱらと解散。私はというと、飲みたかったGlenlivet 12yo Unblended、Glen Grant 1986 5yoを頂き、締めにマスターお奨めのサマローリのロングローを頂きました。ラフ7連発の後のリベットは本当に癒し系ですね。実に旨かった。ご馳走様。
店を出たのは9時40分程。ゴルフの後の筋肉痛のせいで、すごい酔っ払いのような足取りでした。電車は乗り越さずに無事帰れましたが、ベッドで爆睡している最中に足の痙攣で目を覚ましたのが最後のオチですね。
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