今日は、スコ文研のウィスキープロフェッショナルの試験。
普段どおりに6時起床、恵比寿に着いたのは8時半過ぎ。試験までたっぷり二時間はある。まずは駅ビルのスターバックスで朝御飯。良い天気だなあ。良い試験日和だなあ。この時はまだ余裕だった。9時を過ぎたところでチュリーズへ移動。コーヒーを飲みながら最後の足掻きを始める。9時半ごろに鹿島のAさんが同じ店に入ってきた。挨拶もそこそこにすぐまたあがき始める。隣の席でAさんも朝食をぱくつきながらテキストを読んでいた。
10時半少し前に、会場へ向かう。会場のあるビルに入ったとたん湿布薬のにおいがプンプン。なんと社交ダンスの大会が開かれていた。派手な化粧と派手な衣装で練習していた。我々の試験会場は4階。エスカレーターを降りると、大きな張り紙に「ダンスの練習をしないで下さい」。確かに、湿布薬プンプンで練習されたらたまらない。
試験会場に入り、席に着く。オリエンテーションが始まる10時50分まではさらに足掻く。オリエンテーションが始まり、フィンガルの谷嶋さんが説明をし、試験開始を待つ。
試験開始。試験問題については言いたい事がたくさんあるんだけど、今になっては言い訳にしかならないのでここには書かない。只ひとつだけ、時間が足りなかった。同じ試験を受けた64人の受験生、皆同じ思いだったと思う。12時30分に筆記試験終了。とりあえず、まだ喫茶店で時間をつぶす。軽くサンドイッチをお腹に入れるが、後はひたすら平静を装う。
さあ、午後の官能試験の開始。会場には4つのアイテムが並んでいた。解答用紙が配られ、
試験が始まる。色、清澄度、そして粘性。ここはいい。アロマとフレーバー、これでもかと選択肢があり、その中から10個選択せよとのこと。6,7個は埋まったが、後の3個が埋まらない。どうしよう。しかも、その他に特徴を記述せよとかブランド名を書けとか。試験時間1時間で4アイテムはきつい。しかも、4つのうちシングルモルトではないものが少なくとも1つ以上は入っていたと私は思った。シングルモルト以外のウィスキー(ジャパニーズは別)をテイスティングなんてした事ない! その銘柄なんてどうしろって言うの。自分が如何にいい加減にテイスティングしていたのかが暴かれるようだ。
とにかく、4アイテムと1時間格闘し、試験が終わる。只只、自己嫌悪。高い授業料だったなあと思う。帰りがけに土屋さんに一言、「来年もよろしくお願いしまーす」。まさしく、本音である。
試験の後は、マッシュタンの宴会に望む。時間があるので目黒のマックで一休み。マッシュタンに入ってもしばらくモルトに手をつける気が起こらない。とりあえずビールでお休み。参加者がそろった頃にやっと飲む気になってきた。そこはそれ、さすがはマッシュタン。飲み始めればおいしそうなのがそろっている。地雷系もあることはあるのだが、それもいと楽し。試験の愚痴も飛び出しながら、アブサン攻撃には参加しないようにして、第一部の閉幕を向かえる。さすがに、酔いが激しい。朝も早かったので早々に引き上げて家路へ向かう。
自宅に着いたのは8時過ぎなのに、眠くて仕方がない。ざーっとシャワーを浴びてミネラルウォーターを一気飲みし、そのままベッドに倒れこむ。さすがにそのころには試験の事など忘れていた。明日からはフツーのモルト好きでいよーっと。
#うんちく