例えばスーパーや酒屋でワインを買おうと思ったとき。
膨大な数のワインボトルに囲まれ、いったい何を選べばよいのか困ったことはないだろうか。いま手に取ったワインは予算に見合った味なのだろうか?私たちは何を基準に選べば良いのだろう?
今回は、デイリーで気軽に楽しめる1000円台のお手頃ワインについて考えてみよう。
500円ワイン、1000円ワイン、2000円ワイン、はたまた100万円。
ワインの価格は様々だ。飲料でこれだけの価格差が現れるのは「原料が葡萄である」ワイン・ブランデーだ。
日本がワインを輸入する一番の国はフランス。
これは、当初ソムリエたちの勉強の地がフランスだったことと、フランス料理のブームが基盤になっていたことに他ならない。
2016年になり輸入大国は チリと逆転した。
本当にジューシーで飲み口が良く、万人に受けやすいのだ。為替も少し関係するが、ヨーロッパは、やはり少し割高なのである。
お手頃で美味しいワインとは、だいたい1000円前後に集中するが、南米から見ると1000円は高級品だ。
1000円を中心と考えてみよう。
まず、チリ産が肉厚なワインが多いので受けやすい。
フランス産の1000円は、肉厚のワインに慣れていると薄く感じてしまうものだ。 (※本当は酸味がしっかりして飽きさせないようにしているのだが・・・。まあ飲んでみないと分からないのがワインだが)
1000円を基準とした選び方として。
① ライトに照らされ、持ったとき36℃の体温と同程度なら止めた方が良い。
② キャップシールが回らないものは液モレしている可能性があるので注意。
(スクリューキャップの場合は関係ない)
③ 目線より上に持ち上げて色をみて濁っていたら止めておく。
要は、お手頃ワインは保存に気を使ってないのでスーパーや酒屋が、どの程度気にかけているかが勝負と言えるのだ。 また、コルクの問題で痛んでいる可能性は約4%と以外にも高い。 気が付かないで飲んでいるひともたくさんいるはずだ。少しでも避けたいところだ。