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シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 小彼岸桜


本坊酒造コメント
「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州」は、若く躍動感のあるモルト原酒を主体に、
信州の恵みに感謝し、自然が織りなす新旧モルトの調和をボトルに込めたシリーズです。

前回のテーマ「竜胆」の次となる2ndリリースのテーマは鮮やかな薄紅色に色付く花、
長野県伊那市の高遠城址公園に群生する「小彼岸桜」。

2013年蒸溜のモルト原酒に20年以上長期熟成された古酒をヴァッティングしました。
長期熟成モルト原酒由来の甘くスパイシーな香りとほどよいピート香が調和し、
上品でなめらかな口当たりと豊かなコクを併せ持つシングルモルトウイスキーです。

※ラベルの絵「小彼岸桜(コヒガンサクラ)」は、植物細密画家・野村陽子さんの作品です。
https://www.hombo.co.jp/item/whisky_brandy/mars_singlemalt_komagadake_nature_of_shinshu_kohigansakura/

香り
最初にオレンジの甘酸っぱい香りが広がると
練乳とハチミツを掛けてスモークしたリンゴの皮の様な甘さが香る。
スモーキーで酸味が強いがミルク感もある。

味わい
辛味が強くドライ。梅の仁の様な渋味も追いかけてくるので、
甘やかなウイスキーを好む方には勧められない。
奥の奥にほんのりと黄金糖の甘味もあるが、わずか。

加水後
香りは甘酸っぱさが引いてスモークとエステル。
メロンの甘やかな香りを感じる。

味わいは渋味が増した、かと思うと
日本酒を飲んだかの様な米の甘味が出てくるが、
甘味は直ぐに引いて、渋くドライな味に戻る。

後味
フルーティーではないタンニンの渋味が残る。

総評
20年以上長期熟成された古酒を使用したとの事だが、
心地よくないタンニンの渋味が目立ってしまっている。

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