FOUR of CLUBS
Rum Wood Finish
1991〜2007年 58.1% Cask No.#9802 121/266本
昨年の10月に購入したボトル。いつもの如く、
知らない間に発売されて、あっという間に完売していく様子だった。
オフィシャルコメント
色 :ゴールド
香り:香木的なウッディーさ。爽やかなトップノート。
味 :のみ口は軽いが葡萄、ベリー系スイート。意外な余韻の長さ。
香り
乳酸菌とフルーツ、すなわち苺フルーチェの原液。
木の塊かと思う程のウッディに、軽~いピート。
重油やコールタールの様な重さとエステル。
梨、青リンゴ、漆、グリーンピースの青臭い甘味、ビタミン(B)剤、
ラベンダーオイルの爽快感。奥に軽くバニラ。
味わい
市販の安価な苺アイスクリームに、不二家の生クリームといった、
砂糖がベタに入りまくりな感じのコッテリした甘さ。
そこにグレープ味のファンタ(炭酸飲料)の爽快感、レモンの酸味とそのワタの苦み。
軽くビスケット。
加水後の味わい
味わいは加水しても衰える事無く、ストレートと同じ個性を主張し続ける。
後味
漢方薬の様な苦みと重い甘みが、
砂糖掛けのグレープフルーツの如く共存し、爽やかに長く残る。
総評
個性的な甘みが強過ぎる事もあって、どう判断していいか分からなくなる程、
個性的なモルトに仕上がっている。しかしラムと羽生モルトとの出会いは
苺フルーチェ風味として成功しているのは間違いない。
#羽生(ichiro’s)