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SMWS 07 夏 名古屋 試飲会 その2

SMWSの07年夏ボトルの名古屋試飲会(第1部)へ参加してきました。
4本のニューボトルのテイスティングコメントの続きです。

1.135
ワインの様に発酵し、上品で濃縮したフルーツ。チョコシリアル。
パッションフルーツやドラゴンフルーツの様でトロピカルなフルーティー。
長熟のボウモアの様なフルーティーを思い浮かべた。

素晴らしいトロピカルフルーツの派手な香りに包まれつつも、味わいは
極めて落ち着いていて、静かに熟成したと実感する、上品で優雅。そしてモルティー。
加水するとバスケットに盛り合わせたフルーツが華やかに騒ぎ出す。

美味。何時間も、毎日でも浸っていたい素晴らしいモルト。
今までの美味な1番のイメージとはまるで違う美味。

でもソサエティは上代20,000円を超え無いという約束とは違うので、
値上げについてのちゃんとした説明があるまで、20,000円を超えるボトルは
会員としてのプライドが許せないので買いません。
(それじゃぁ単なる貧乏人のヒガミですね。)

4.113
バター。泥。軽〜いピート。空気清浄機の効いた病院。針葉樹。
甘く、酸味も程好く、温かい。
美味しいんだけど、コレ!という個性をあまり感じられなかった。

4.112
爽やかなピート。バター。
オレンジの様な柑橘系の甘くてフルーティーな味わい。
そしてミルキーで少しだけピリリ。
サクマのいちごみるくをオレンジミルク版にしたかの様な、甘い味わいに好感!
加水しても甘、甘。僕は個人的に好き。

それにしても4.112と4.113はみなさんの評価が分かれていて、
結局の所、どっちも良いみたい。

29.59
あ〜、ラフロイグだ。ガツンと来るピート。正露丸。
炭と麦。甘味もあって良い。

でも試飲できなかった春ボトルの29.58の方がずっと良いという話しがあって、
飲み比べられなかった事が悔やまれる。

53.110
カリラで〜す!という主張は抑え目の感じ。ピートはしっかりしてる。
でも飲むとやっぱりカリラ。ナッティで甘く、ピーティー。それにしても辛い。

最近出し続けているソサエティのカリラカリラした路線とは
少しだけ違うかも、と思った。

37番に行ったあたりで、僕の舌・味覚はおかしいんだと確信したので、
僕のブログのコメントは参考にしない方が良いと思う。

けれど相変わらずソサエティのモルトは美味いのが並ぶので
本当は全部買えれば良いけれど、財布と相談して悩む事は間違いないね〜♪

贅沢な悩みだけど、どれにすれば良いかな〜?

#tasting

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