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ピノフォンデュ Glenlivet Aldamph, 17yo SV-UC, 18yo Unhurried, 1959 80s, 25yo Special Jubilee, 12yo Unblended, 20yo Unblended

 夏休みは娘1・2号の都合で旅行に行けないから、
 3号は近所でいろいろとでかけました。
 8月の後半には、もう一度行きたいという立ち食い寿司屋で接待してから、
 ピノフォンデュカフェへ行きました。
 あの、「ピノ」っていうアイスで、自分で味を選んだりトッピングをして、
 遊ぶというか楽しむというものです。
 平日の昼でしたが、約1時間ほど並んでの案内でした。
 子供だけでなく、まぁ大人も楽しめるので、
 あまり並ばなくて済む時ならいいんじゃないかなぁと。

 さて、今日も飲んだまとめを続けます。
 今日はGlenlivetです。
 基本的にリリースが新しいもの順に並んでると思うのですが。。。

 最初は”Aldamph"です。

 Glenlivet 15yo -2016 59.02% #9945 "Aldamph"
  香りよく、樽木、ナッツ、リンゴ、ブドウ。
  リフィルシェリー?が障り無く、柔らかい麦感と合わさってベースを作る。
  紅茶飴。ミネラル。生姜湯。アップルパイ。
  バニラのような木材甘さ。
  度数高く、香りも強いが、混和感高く、熟成は15年より長く感じる。

 樽番号がありますが、リフィルシェリーのような感じと、
 同時にバニラのような甘さも充分に感じて、
 バッティングやフィニッシュではないだろうに?というところでした。
 突出はしませんが、全体としてうまくまとまって、美味しいです。

 次はここいら飲んだ中で唯一のボトラーズを。
 SignatoryのUn-Chill-Collectionで、シェリー樽ですね。

 Glenlivet 17yo 1998-15 46% 1st-Sry-Butt SV-UnChl
  サルファリーにシェリーが濃厚で、これはこれでありかと。

 コメントが超短いのは、味が悪いのではなくて、
 飲んだ本数が多いからです。
 印象に強く残るシェリー強さですね。

 次は、90年代から00年代頭の、
 18年熟成"Dark Label, Unhurried"です。

 Glenlivet 18yo -l90s 43% 750ml "Unhurried"
  柔らかな木材感。
  りんご、抑えたオレンジ。
  油脂無くナッツ。
  角の取れた樽木、苦み無くウーロン茶で、
  ジワリとくるのはシェリー熟成が混ざっているのか、樽木の味わいなのか。
  ピート、煙はあまり感じ無い。
  突出した味わいはないが、まとまりよく熟成感を見せてくれる。

 まとまりの良さに熟成感もあって、具合いいです。

 次は、1959蒸留で80年代のリリース、
 "Pure Single Malt"です。

 Glenlivet 1959-80s 43% 75cl "Pure Single Malt"
  抑制された木材、りんご系果実、
  優しいピート、少し乾燥した素朴なパンケーキの麦感。
  弱りやヘタりではなく、染み込むようにゆっくり迫る優しさ。
  節度を保ちながらもダレずに引き締める香木を少し。
  味わいのバランスに驚かされる。
  香木とミルクキャラメルの同居を慎ましく。
  鄙びてはいない可憐な上品さがありながら、
  噛みしめるような味わいが同居して、素晴らしい。

 弱いという意見もあるボトルで、その見方も有りと思いますが、
 個人的には好ましい噛みしめる系の味に思えました。

 次は、この時と同じボトルを、ラストショットでいただきました。
 "Special Jubilee Reserve"です

 Glenlivet 25yo -1977 43% 750ml "Special Jubilee Reserve"
  ラストショット。
  リンゴ、木材、香木、イヤミ無くワックス。
  麦わら。蜂蜜ホットケーキ。
  最適な熟成の見切り。
  香り高いが、パフュームは微塵もなく、
  香り、味ともに、混和の高さが好ましい。
  前に飲んだより、具合は良くなっている。

 前回でやや弱り始めているかと思ったボトルのラストショットなので危惧しましたが、
 燃え尽きる前のロウソク効果で、高い香りとバランスの良さを楽しむことができました。

 次は、この時以来に久しぶりに別のボトルです。
 12年熟成の赤玉、"Unblended"です。

 Glenlivet 12yo -e70s 45.7% 75cl Milano "Unblended"
  飲んでしっかり。細身ながら芯の通ったボディ。
  アップルパイ。刺激を抑えたジンジャー。
  乾燥した木材。少しココアパウダー。
  スパイスもわずかなシナモンで強くなく。
  樽木はしっかりあるが、適度なのは12年だからか。
  荒さ、逆に弱さを全く見せないバランスの良さ。
  瓶熟ともバランスする。
  残り香もココアクリームが長くて好ましい。
  鉄板の期待通り。

 さすがです。期待を裏切らない味わいです。
 次は同じくイタリア周りの赤玉ですが20年熟成です。
 これも、この時以来久々に別ボトルに出会いました。

 Glenlivet 20yo -e70s 45.7% 75cl Milano "Unblended"
  リンゴ、べっこう飴。
  甘さ控えめに麦キャラメル。
  乾燥した木材。
  優しく染み込むピート。
  圧倒しないが、混和感良い。
  少し大人しい味わいをじわじわ楽しむ。

 大人しいですが、優しいオールドボトルの味わいが、
 ゆったり楽しめます。

 さて、毎日とはいきませんが、
 このペースでこなしていけるといいな。

 では、ごきげんよう。

  

#Glenlivet

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