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鮮やかな赤 Glenugie 23yo 1965 Hart Brothers

 紫蘇ジュース作りも、ここ数年の恒例季節仕事になってきている。
 といっても、主役は私ではなく、お手伝いだけですが。
 前日に妻が取ってきたどっさりの紫蘇を、
 二人がかりで、選別と茎取りをして、
 その後、水を換えながら何回も洗う。
 洗ってると、青虫はともかくムカデまで出てきてびっくり。

 これを煮て、クエン酸を入れると、
 非常にきれいな赤色に。

 焼酎やウォッカのソーダ割りに入れて飲むと、
 さっぱりした食前酒なのだけれども、
 飲みやすさから、あまりゴクゴク飲むと、
 それは健康にいいのか悪いのか。

 さて今日は、Glenugieの23年熟成、1965年蒸留。
 Hart Brothersのリリースです。

 

 Glenugie 23yo 1965-89 43% 75cl HB
  シェリー、ウーロン茶、ミネラル、カステラ。
  輪郭のある味わいながら、尖り無く混ざり合い、瓶内変化をまとって心地良い。
  酸味も適度に抑制されて、赤い果実、梅仁丹。少しヨーグルト、杏仁豆腐。
  派手さはないが、じわりと包み込んでくる味わいが長く楽しめる。

 度数は高くないですが、ヘタれ無く、
 瓶内での変化は味的にプラスに作用して、
 しみじみと噛み応えのある味わいは、
 かなり良い具合です。

 ラベルの下の方には、
  "Bottled in Scotland by Hart Brothers (1988) Ltd."
 とあるので、1989年ボトルのこれは、
 創業からまだあまり経っていない時期になりますね。

 では、ごきげんよう。

#Glenugie

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