MENU

嬉し寂し Appleton 250th Anniversary

 某所に行ったら、とっくに開栓済みと思っていた2本のボトルが、
 まだ開栓されずに残っていた。
 んで、そのうち1本を開栓してもらう。
 やっぱりちょっと時間がいるな。

 また別の某所に行ったら、
 もう空になってると思ったボトルが、少ないながらまだ残っていて、
 かなり減っていると思ったボトルが、まだ液面がかなり高い。

 嬉しいような、寂しいような。

 さて今日は、Jamaicaのラム、Appletonです。
 250周年のボトルですね。

 Appleton -1999 43% 700ml 250th Anniversary Jamaica
  抑制された有機溶媒に載せて、赤い果実。
  それは、初めはまっすぐで次第に過熟な崩れを見せるが、
  エロさに流れる手前で、
  硬質な輪郭のあるカカオのような香ばしさに引き戻される。
  若さと熟成の同居。
  旨さは引き立つが、混和感には欠けるか。

 充分に美味しいのですが、
 有機溶媒に載る果実と香ばしいカカオ+スパイスが、
 やや分離気味に感じられるところが、
 もうひと押し来てほしいなと思うところでした。

 では、ごきげんよう。

#Appleton

この記事を書いた人