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開けたから入れます Kininvie, Cooley, Aberlour

 あ~、こんばんわ。
 相変わらず、更新はさぼり気味ですが、
 予告ボトルを開けたので、ブログに記事をあげます。

 その前に備忘録は・・・
 昔からCMを見ていたけれど、
 生まれて初めて琵琶湖のミシガンに乗りました。
 いろんなイベントがあって予想以上に楽しかったです。
 あとは3Dのドラえもんの映画を映画を見たら、
 左隣でズビズビすすり上げているのは1号。
 んで、3号は第二回目の例の事件を起こしてと。

 さて、ようやく味見の余裕が出てきたので、
 人柱的新入荷のボトルを開けました。

 まずはこれ。
 Kininvieの17年です。

 

 Kininvie 17yo 1996 42.6% Batch 001
                                   80% American Oak and 20% Sherry Casks
  開栓で。
  甘い木材がしっかり。渋みはない。
  やや、ワックス。バニラを少し。
  い草、烏龍茶葉と奥にある僅かの硫黄にシェリー熟成を思う。
  それは始めは淡く、徐々に強くなる。
  鉛筆の芯。
  当分、急速に変化しそうな予感。
  複雑さにはかけるかもしれないが、
  ボディ、香り、熟成感共にバランスの良い一杯。

 もっと激しく特殊な味わいを見せるのかと思っていましたが、
 意外にも質実剛健にバランスの良い味わいで逆に驚きました。

 次は、Sweden向けのCooleyです。
 さぁ、どんな味わいのIrishなのか、期待が高まりますね。

 Cooley 13yo 1999-12 52.4% Liquid Sun for Whiskyklubben Slainte
  開栓で。
  樹液感のある新しい木材。
  で、ピートがガツーンと来て、ヨードも。
  木炭のようなタールはあまりない。
  その下に、ワタ付きグレープフルーツのシトラス、
  カステラのような麦感。カスタードクリームにバニラも。
  一方で、唐辛子、生姜の絞り汁がピリピリと。
  シトラスは明瞭ながら、トロピカルではない。
  ケミカルに軽いトロピカルを想像していたら、
  シトラスにピートな、ボウモア、ラフロイグ、アードモア。

 軽いノリでトロピカルを待ち構えていたら、
 あれっ、ギュンギュン攻めて来るじゃないの。
 これはこれで美味しい。
 けど、このボトルには、ちょっと違うものを求めていたのよね。

 最後もSweden向けのボトルです。
 Aberlourですね。

 Aberlour 19yo 1990 54.1% Barrel #16984
                                           for Auld Rare Whisky Sweden AB
  開栓で。
  一口含んで、あれ、大人しい?と思ったら、
  非常に強い辛さを連れた木材が来る。
  樽木は香木或いは線香を漂わせて。
  皮の苦味を持ったシトラス。
  ミントも来てのどの奥に辛い。
  その下に隠れるように、ライ麦パン、クルミやアーモンド。
  華やかに広がるよりは、内に閉じ込めて、強く固い。
  オレンジマーマレード。
  スパイスは、辛さから離れてカルダモン、ナツメグ、レモングラス。
  洗練にベクトルは向かないが、荒ぶる強さと複雑さを兼ね備えて、
  旨いよりも楽しいが印象に残るボトル。

 飲んだ時の体調によって、抜群か過剰かに分かれそうな味わい。
 これはなかなか面白いボトルを引いていますね。

 上記のボトル、ご興味のある方は尋ねてください。
 いつものように、知人もしくは知人の紹介であるとか、
 私からウィスキー好きと特定することができる方は、
 小瓶をお分けすることが可能です。
 (まぁKininvieはハーフ瓶なのですぐになくなりそうですが。)

 では、ごきげんよう。

#Aberlour #Kininvie #Cooley

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