宗右衛門町近くにあるバーが移転をするとのこと。
そこに行くときに軽く食べて呑んでいた小料理屋がありまして、
せっかくそこのおやじさんとも仲良くなってきたのですが・・・
訪れる機会もかなり減るだろうと、ちょっとお別れ。
でも、また新たなお店との出会いもあるさ。
旨さや価格を追求するというよりは、
静かで緩い空気が流れて、
優しい美味しさのあるところを
探さなくちゃいけないんだけど。
さて、そんな今日はこのボトルを。
Balvenieの1966年と67年蒸留です。
まずは1966年蒸留の方から。
Balvenie 1966-98 42.6% #6434
樽木は苦味も。
梅仁丹。
赤い果実が強くしかし優雅に。
カルダモンやターメリック(カレーか?)に
シナモンのスパイスは突出せず複雑さを与える。
くるみなクリーム。
徐々にブドウ。デラウェア。
バッティングのような混和感。
ジャムの上澄みのようなこくのある甘みと、
い草のような草感を両方感じつつ、
ミルキーも少し交えて長い。
複雑な味わいが非常にレベルの高さを感じさせますが、
度数の割にはちょっと味が勝ち気味で、
好みとしては、もう少し優雅な混和感に寄って欲しいなと思いました。
では1967年蒸留の方を。
Balvenie 1967-99 49.7% #9912
磨いた木材のしっかりした味わい。
バニラ、蜜甘さは抑え目。
強さを保ったまま、熟成のよさを備える。
なかなかにおいしい。
樽木の強さをしっかりと持っていますが、
渋みではなく、Bourbon樽?な甘さを薄くまとって、
うまくまとまっているなぁと思いました。
結構酔っていたので、コメントは短いし、
当てにはならないような気もしますが。。。
では、ごきげんよう。
#Balvenie