やはり余裕がない時にはホントに続かなくって、
余裕が出てくると気持ちが緩んで続かない。
どっちにしろ続かないかなぁ。
お酒は順調に飲んでいるんですけどね。
相変わらず高頻度にはいかないけれども、
お外で新旧のボトルをいただいていますし、
小瓶で分けていただいている大量のお酒も、
順調においしく飲ませていただいています。
自分のメモには落として行っているのですが、
ブログ記事にする、そのひと手間が面倒になるんよなぁ。
まぁ自分を追い込んでも仕方がないので、ぼちぼちと。
さて今日は、この二個一を。
といっても同じボトルを別のお店でというもの。
Bowmoreの7年、いわゆるシェリフのやつです。
Bowmore 7yo 1960s 43% 75cl OB-Sherriff's Milano
粒状感のあるシトラス。
ややドライ。ハーブのニュアンスも。
ジリジリとピートと果実が来るが、
土壁やネクターまでこない。
なめらかに麦感。
薄く塩気。やさしくミネラル感。
杏仁豆腐とメロンは抑制されて。
経時的に古いBowmoreの良さが上がってきます。
けれどもこのようなボトルは見た瞬間から
脳内でハードルを上げまくってしまいますので、
それと比較すると、ドライな感が否めませんでした。
まだまだ先入観無しに飲める域には達しておりませんね。
では、同ボトルを別のお店で。
Bowmore 7yo 1960s 43% 75cl OB-Sherriff's Milano
マンゴー或いはパパイヤのねっとりした果肉感だが、
それほど南国の味は強くない。
タンジェリンなシトラス。
ピートはじわじわ。
ナッツの油脂。
麦感も他の味にうまく混和して。
潮よりは塩気。尖りはない。
ねっとりとした口当たりの杏仁豆腐。
やはりネクターの口当たりがあるシトラス、そしてメロンも。
ゆっくりと締めつけてくる、湿りを持っていがらく無い煙。
これは、これ見よがしではなくじわじわ来る南国と煙、
複雑な味の混和感と一方で短熟の活き活きとしたところ、
それらのバランスがかなり良かったです。
ただ、味はこちらから探しに行くという感じで、
Bi-Centenaryのように探しに行くまでもなく、
非常に練れた味わいが分厚く寄せて、
グリグリと締めてくるところまでは行きませんでした。
(ナッツ或いは動物的な)油脂感よりは、
塩または岩塩なミネラルさを優先的に感じるから、
ちょっとドライな印象を強めに持ってしまうのでしょうか。
では、ごきげんよう。
#Bowmore