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意外にも桃 Benriach 1976 for Kinko 3rd

 昨日は緊急地震速報のおかげで電車も乱れまくりで大変でした。
 奈良ではないですが、大阪東部に住んでいますので、
 まず震度に驚きました。
 でもオオカミ少年にならない頻度の誤報なら、
 まぁ、備えという意味においても仕方がないですね。
 速報なしに来る方がよっぽど困りますから。

 さて、今日は三役揃い踏みの一角、
 Benriachの1976年蒸留で、Kinko3rdです。

Benriach 35yo 1976 47.4% Hogshead #3030 for Kinko 3rd
 香りで桃、飲んでも桃が漂う。
 ただしそれはやや強めのウッド感と、バターに覆われる。
 蜂蜜バニラが強くはないがふわりと。
 バニラが徐々に強まり、
 生木よりはチャーした樽木に感じられる。
 加水でウッド感はやさしくなるが、
 透明感のある桃が伸びる利点はあるけれども、
 複雑まで含めて薄まった印象。
 まだ液面が高かったので桃が強調される変化を待つか、
 力強い樽感を含めての味わいを評価すべきか?

 ウッド感の強いシトラス系を先入観として持っていましたが、
 意外にも桃が来ていました。
 飲んだ感想は76よりは75のBarshowが
 一番近しいようにも思いましたが、
 最近飲んでいませんので、記憶があっているかどうかは不明です。

 75のBarshowはあれだけ旨かったにもかかわらず、
 自分のブログ記事を読み返すと、樽感の抑制を挙げていますね。
 今回のKinko3rdに対してもそうですが、
 Benriachに対しては、個人的な好み(思い込み?)として、
 桃を感じると透明感を追い求めてしまう傾向にありますね。

 じゃ、次は"van der Boog"か"batch10"だな。

 では、ごきげんよう。

#Benriach

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