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お久しぶり Benriach 1991 Sauternes for Holland

 お久しぶりです。

 ここいら仕事が時間的にも精神的にも非常にきつくって、
 外飲みも月一程度まで頻度が下がっておりまして、
 ブログ更新もテンションさげさげでした。

 そんなささくれた気を癒すように、
 数人の方から素晴らしいウィスキーを小瓶分けしていただいていたのですが、
 とても落ち付いて味わえる状態で無かったので、
 こちらも寝かせていたような状態でした。

 しかしまぁ、仕事も今からがクライマックスながらも、
 ちょっと区切りが見えてきましたし、
 小瓶もちょっとずつ味わってますし、
 お家の新入荷もイロイロときて、また近々イロイロ来ますし、
 じゃぁ、溜まりに溜まった備忘録も、
 ちょっと更新しておきましょう。

 え~、以前の小瓶分けでいただいたものが、
 まだ記録し終わってなかったので、
 まず、それから記録しておきましょう

 では、Benriachからオランダのウィスキー協会向けのボトル。
 1991蒸留のSauternesフィニッシュです。

 Benriach 17yo 1991 52.0% #6913
 Sauternes Wine Barrel, for Usquebaugh Society Holland
  ややクセのある甘さではあるけれども、
  若い荒さを覆い隠して滑らかさを出している。
  鼻に抜ける際に、熱を加えたリンゴ或いは梨、蕪、花粉。
  時間と共にオイリーな口当たりに載せてパイナップル。
  白胡椒、塩気。
  そして皮を少し連れたシトラス。
  飴、砂糖の直接的な甘み。
  時間を充分に置くと、とってつけたような甘みが抑制されて、
  辛みの効いたシトラスが伸び良く味わえるようになってくる。

 美味いです。
 というより、Kavalanで感じた時と同じように美味いより上手いです。
 ウィスキーらしいかと問われると、ちょっと違うかなぁと思いますが、
 味を素直に評価すると、上手に甘さ優先の旨みがつけてるなぁを思います。

 この"Usquebaugh Society Holland"は他にもInchgowerやGlengariochと詰めてるんですね。
 新しい蒸留年が多いとはいえ、蒸留所の選択はなかなかにマニアですね。
 他のは、どんな味なんだろう。

 さて、順調に更新していけるといいな。
 なにしろ備忘録に入れるお酒が溜まってますので。
 いま、携帯電話のメモリが飛べば、
 う~ん、アルコール以上に揮発性の高い我が脳みそのメモリには
 データが全く残っていないだろうね。ディンプル。違った、ピンチ。 

 では、ごきげんよう。

#Benriach

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