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最強の三つ子 Springbank West Highland

 昨夜は妖しい風俗街の中のバーへ。
 私が入った時点で8割方埋まっており、
 やがて満席になりました。
 予想以上の盛況さに私もびっくりでしたが、
 マスターも予想外だったみたいです。

 ウィスキーを飲んでいたのは、
 私とお隣の方の二人だけ。
 で、客席の男性もこの二人だけ。
 女性パワーを感じて小さくなりながらも、
 最強の三つ子をいただきました。

 Springbank 24yo 1966-90 60.7% #441 750ml Oak Sherry
 Springbank 24yo 1966-90 61.2% #442 750ml Oak Sherry
 Springbank 24yo 1966-90 58.1% #443 750ml Oak Sherry

 #442は三度目ですが、
 いずれもこちらでいただいておりまして、
 以前にも記事にしています。

 #441と#443は開栓からの日が浅いし液面もまだ高いので、
 写真真ん中の#442とは状態が異なりますが、
 まぁ、飲み比べてみました。

 って、記事を書こうとして、
 あれっ先に飲んだのが#441だったか#443だったか
 ちょっと記憶が怪しいなぁ。
 多分あってますが、もしかしたら#441と#443が逆かもしれません。

 #441はやや酸味のある赤い果実が伸びます。
 シェリー樽の味わいもしっかりありますが、
 圧倒的に支配するのではなく、
 果実と共存しています。

 #443は強く圧倒的なシェリーの味わいです。
 しかしベタに塗りつぶすような濃厚さではなく、
 シトラスや紅茶、カカオ、スパイスなど、
 複雑な味わいを従えて非常にリッチです。

 #442はシェリー感は上記2者の間。
 バランスで言えば一番よいかと思いました。
 開栓から時間が経って液面も降りているので、
 強い香味と高いアルコール度数も充分にこなれています。

 いや~、こんなそろい踏みを飲むことが出来るなんて、
 最初で最後だろうな~。
 でも、一度でもこういう経験が出来たことに感謝。
 お酒にもマスターにも。

 この三つ子にはおまけがついておりまして、
 それについてはまた後日。

 では、ごきげんよう。
 

 

#Springbank

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