えー、昨年のまとめの明けは・・・
上品に行きたいとなんとなく思いましたので、
Bruichladdichの"The Stillman's Dram"です。
Bruichladdich 26yo Bottled 1995 45% "The Stillman's Dram"
弾ける果実はやや発泡性を持って。
チェリー、リンゴ、オレンジ、グアバ。
そして花の香り。上品なシェリー。
精製した蜂蜜。
ローストしたナッツにシナモンとナツメグ。
ピート感はほとんどないが、少し塩（潮）気。
麦感はトーストのパンの耳から、段々と煮豆のよう。
柳の様に細いがしなやかな強さを見せるまとまりの良さ。
ただ、残り香は逃げるのが早い。
香り・味は突出せず、しかし華やかに上品でよくできてます。
アルコール度数も高過ぎず低過ぎず、
いいところでバランスを取っています。
流れるように優雅な大人の女性というところ。
惜しむらくは、今しばらくの余韻を。
27年は今でもわけのわからない値段で流通していますね。
この26年は、発売時の価格を考えても納得のお値段でした。
美味しくも珍しく、かつリーズナブルで、
ありがたや、ありがたや。
では、もう何時間かでおやすみなさい。
#Bruichladdich