うーん、忙しい。
今週は飲みに行くことすらできず。
まぁ家飲みで過ごそうか・・・。
しかし、Whisky-AgencyのBenriach1975が素晴らしい。
開栓直後は強いウッド感が果実を少し邪魔するぁと思っていましたが、
すぐに過剰なウッド感は収まって、
バニラクリームと溢れるシトラスの相乗効果に、驚かさせるレベル。
果実はエッジを持つけれども、味は濃厚。
今日は反対に、若さを強みにした切れあるピートのお酒を。
Caolila 1994-03 57.1% “CELTIC Germany”
香りと味の第一印象はシャープなピートとシトラス。
ヨードの少いピートはドライでかつ分厚い。
引き換えに乳酸飲料っぽさが弱いのは、熟成が若いからか。
ウッド感にスパイスも若い力強さを後押しして好ましい。
最初から最後までビリビリとピート。
強いが切れ味もよく、興奮させる。
バランスをとるようにオレンジとグレープフルーツ、
さらにその皮を足して長く続く。
非常に飲みごたえのあるCaolilaです。
圧倒的なピートにシトラスが組み合わさります。
たくましい若者で好感が持てるが、
欲を言えば、ハムやサラミっぽい肉の感じがあれば
この上なかったなと思います。
それでは、若さゆえの切れを逃してしまうかな?
バランスの最適解を探すのは、ホントに難しいんだなと。
では、おやすみなさい。
#Caolila