さよならをした93の女王様に再開し、ご尊顔を拝謁させていただきましたが、
あわてて飲むこともなかろうとスルーしました。
その代わり?というか、やはりこちらを飲むでしょう。
60年代最後のピアレス。
アメリカ帰りです。
Bowmore 33yo 1969 41.6% #6086 DT-PC for Preiss Import
やや南国寄りのシトラスにシャープなピートが僅かにヨードを連れて。
バラの花。弱くパフューム。
経時的にオレンジからグレープフルーツの皮へ。
途中からパフュームが主張し始めるが、
他の香味とバランスが取れて、いい意味で華やかで非常に上品。
速やかにピークを迎えて、乾いたシトラスに消えていく。
やや南国寄りのシトラスっていうのは、
パッションフルーツを幾分感じさせるが、オレンジが大勢を占めるような感じでした。
拙い印象でいうなら、南国果実あふれる68ピアレスに
花と香水の華やかさを上品に纏った72プレストン足して2で割ったよう。
60年代と70年代の狭間で、両方の特徴を兼ね備えた1969のBowmore。
やはり素晴らしい。
うーん、こんなのを1杯目に持ってきて、
この後の組み立てをどうしよう?
では、おやすみなさい。
#Bowmore