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焼けた果実? Bowmore

 さすがに旅行と出張を連チャンにするとこたえるなぁ。
 今日はほとんど一日寝ていたけれど、まだ寝れる。
 体中が痛いし。
 平成バブルに中高生だったといっても、もう歳なんだなぁ。

 とりあえず、出張から連れて帰ったこれを。



 Bowmore 15yo 1994 56.7% BA-RC #1703 Oak
  黄桃にヨード、乳性飲料を混ぜた果実感。
  それほど果物は立たない。
  かなりドライなピートと尖りのあるアルコールが
  口内を突き刺す程度にしっかり。
  ピートは強めのヨードを伴うけれど、焦げまで感じられる。
  わずかな加水でアルコールの尖りが抑えられ、
  焼けた果実とヨードが明瞭に感じられる。
  黒コショウにクローブ、ターメリック。
  茶葉も焙じすぎた感じ。
  最後まで、乾いたピートが支配して、
  その下にヨードと乳飲料に混じった黄桃とパイナップルが
  ベースとなって支えている。

 茶漉しを使わなかったので、グラスの底に黒いゴミみたいなのが
 わずかに混入します。
 これが焦げた味を加速しているのかもしれません。

 TWA-PDの1993の第二弾の焼けた果実を思わせる向きですが、
 ちょっとピートが勝ち過ぎて、
 それほど果実が立たないなというところです。

 目の覚めるような厳しいピートを味わいたいときには
 うってつけのモルトかもしれません。
 ビシビシです。

 では、おやすみなさい。
  

#Bowmore

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