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双子兄弟の背比べ Bowmore1968

 Bowmoreの60年代を飲み比べて、あーだこーだと論評する。
 うーん、罰あたり。
 今回は、ともに1968生まれの双子の兄弟を。




            Peerless




            HartBros

 Bowmore 38yo 1968-06 42.7% Duncan Talyor – Peerless Collection
 Bowmore 34yo 1968-02 40.2% Hart Brothers

  香りはHBが素晴らしい。
  花、蜜、ビワ、白葡萄が要素としてはどれも控えめでありながら、
  合わさってしっかりと楽しめる。

  飲んだ際の果実感やバニラはDT-PC。
  DT-PCにはマイルドな煙と潮が感じられるが、HBはさらにそれよりおだやか。
  口中ではいずれも果実はマンゴーやパッションフルーツ、
  ブドウに梨の刺激を乳酸を伴って弱めた感じ。
  DT-PCでは僅かにバターとカスタードクリームを連れた麦も。

  残り香はDT-PCはバニラクッキーが長いがHBはタタミに抜けるのが早い。

  HBの香りの良さはとても素晴らしい。
  DT-PCは香り、味、余韻まで、トータルで抜群のバランスでした。

  比べるのももったいない双子の兄弟対決・・・、
  あえていうなら、比類なき香りでHBの旗判定勝ち、かな。

 では、おやすみなさい。

※ 兄弟っていうか同い年生まれだから双子の兄弟ですよね。で、修正。

#Bowmore

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