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わかんない Portellen



 台湾でDewar-RattrayのBowmoreと、あれとこれとを買ったら、テイスティングにとおまけで付いてきたのがこれ。

 Portellen 25yo 56.2% Glen-Drumm 494-bottles Sherry
  香りからして、アルコールしっかり、海藻、ピート、煮干し、オレンジの皮。
  口に含むとヨードを含んだ潮気が充満、乳酸ぽさ、オレンジとグレープフルーツの中間位の皮。
  なめした革。鉛筆の芯。海苔。魚の燻製。
  紅茶、ヨーグルト、生姜、白胡椒、薄口しょうゆ、灰。
  飲み終わりにも、乳酸を伴った潮気とシトラスがたっぷりで、非常に長い。

 Portellenにしてはドライではなく、TRのBowmore1991に熟成とリフィルのSherryを加えたような感じ。
 意外に乳酸+シトラスで、絡みつくような甘みがあるので、ドライさに欠けるというべきか、味に厚みが出たというべきか。

 うん、飲みごたえがあって美味しい。
 ちょっと切れ味には欠けますが、代わりにシトラスと乳酸でしっかりとした味になっています。

 しかし、このボトルの情報が少ないです。
 Glen Drummなので、Douglas of Drumlanrigとシェアかなと思ったのですが、該当がないです。
 台湾のMaltManiacs、Kingfisher氏のセレクトがDouglas of Drumlanrigから25年のSherryで出ているので、ぴったりなのですが、度数が違います。
 OBの4thと年数、度数が一致しますが、これは違うでしょう。
 Bladnoch Forumとは、年数と度数でSherryが一致しますが、ボトリング本数が違います。

 うーん、素性が不明です。
 まぁ、これをくれた代理店に聞いてみよう。
 今は特価にてお勧めにつきこれをくれた背景があるので、弱気な私には、買わないと尋ねにくいところもあるんですけど・・・。

 では、おやすみなさい。

 
 

#Portellen

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